Golden Time

時はお金で買えません

【ちむどんどん】第60回 ウワバミ兄妹により何も解決しない金曜日


さあ!金曜日だ!…って、金曜日に期待するってどんなドラマなんだろとは思うが、もはや、そう言うドラマとしか言いようがない。言いようがないのに、今週は何一つ金曜日に解決しない。これ、意外な展開って思えないのが辛い。

ただし、今週全体で考えると、暢子がマスコミ取材を受けて結婚願望がないと散々言わされたところから始まり、泥酔して初めて和彦が好きなことに気づいたところで終わっており、綺麗に物語は進んでいるとは言える。ただしモヤモヤが溜まりまくってはいるが。

和彦と愛と暢子

和彦と愛がキスしようとしているのに気づいたのなら、相手のためにも自分のためにも立ち去るべきであり、そのまま傍観していて見つかってから、「ごめん…」と言うのは、それはちょっと…という感じ。

オーナーからの電話

最悪の電話。しかし店に迷惑をかけたことを大城は責めない。かなり店内は荒れたはずなのに。この辺り、その場にいた客だけではなく、従業員との関係でも大城は抱えなくとも良い問題を抱えたことになっただろう。賢秀の害悪ぶりは人とは思えない。

飲まないとやってられないと言って、暢子と一緒に飲むというのはちょっと違う気もする。

立派な先生に一緒になりたいから博夫と結婚した

それだけでは、これまでの行為を正当化するのは、流石に無理。何か変な方向に話が行きそうだが、博夫が、「晴海は比嘉の家で義妹がしっかり面倒を見ている。だから自分は、良子が教師として働くために一人暮らしして助けたい」と石川の家に言ったとしたら、それは古いしきたりの家でなくても拒絶されることにほとほと気づいてほしい。

平良に胸中を話してしまう和彦

『ちむどんどん 』に限らずドラマの悪いところなのだが、登場人物が、胸の中に留めるべき思いを他人にベラベラ話してしまうのあり得ないと思うのだが。和彦も話してしまう。

このまま結婚したらいけないような気がして

これ、単に優柔不断ということか。平良もそう察しているようだ。暢子も独り言のようではありながら、大城に話してしまうし。もうどうかしている。

このように話してしまうのは、話し相手にではなく、視聴者に向けて登場人物の心中を語っているのではあろうが、やはりおかしい。

ニーチェの言葉

大城オーナーが言う次の言葉。

愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。

これは大野愛のことかな。

大野愛が恐れているのは、和彦との愛の破滅よりも、むしろ、和彦との愛の変化である。

もしくは、和彦の愛の相手の変化であるみたいな。

東洋新聞社のボーヤ経験をしても、ニーチェと聞いてピンとくることは無理か…。信子はあれから新聞読むのやめちゃったな。

秘蔵のワイン、秘蔵の古酒

大城の秘蔵の酒を飲み干していく賢秀と暢子兄妹。とんでもないウワバミ。

…なのだが、大城は少なくとも暢子に対しては、子育てをしている気分を味わっているような気がする。それよりも、失った妹の影を見ているのか。そんな雰囲気が、暢子と大城が二人で飲むシーンにはあった。

暢子は一応大城が勧めた酒をある意味無理矢理飲まされた先のウワバミだから仕方ないが、賢秀はプライスレスの酒に無断で手をつけたので、やはりこれは犯罪だなぁと。賢秀は、他人に財産的損害を与えずに行動することができない人なのかと。

酔って自分の気持ちに気づく暢子

酔わないと分からないわけか…何か他に自覚する表現はなかったのだろうか。酔って思わず本音を言ってしまったのではなく、酔って自分の本心に気づくと言うのは、そんなことあるのかな。

今週解決したことが何もない

え?週一ミッションクリア系ドラマじゃなかったのか?結局、木曜日がまたきたと言う感じ。

賢秀はワインオープナーどこで手に入れたの?

賢秀、分からん。オーナーの部屋のワインを見つけることまでは分かるが、オープナーもちゃんと見つけるのか。まあ、秘蔵のワインも見えるところにあったのだろうから、オープナーも見つけやすかったということだろう。

智の看護

結局、誰もついていないのか。まあ、一人暮らしは自分の選択だし、過労が原因だから自業自得だし、寝ていれば治るという感覚なのはわかる。しかし、暢子は酔い潰れるし、和彦は県人会会長に『あまゆ』で捕まるしと、普段以上にハチャメチャでないか、この人たち。

智のサの字も出さず、顔も出さなかったのは、とにかく話を進めるためにいらない情報を出さないようにしたのだろう。しかし、智が倒れたのは、暢子と和彦の関係を進める効果はあったが、智には何も良いことはなかったという、倒れ損なエピソードであったというのは、ちょっと衝撃的。

スナガワフーズは明日からどうするの?

倒れた日の配達その他は県人会の面々が手伝ってくれたが、次の日はどうするの?暢子は朝まで飲んでて戦闘力ないだろうし、和彦も連日は無理だろうし。さて…そもそも描かれるのか?今は無敵の育児と家事に専念しているみたいな歌子のように、次回はまたピンピン仕事してることになりそうな予感もする。

いずれにせよ、和彦と暢子が2人きりで話していた時は、智は寝たふりしていたに1票。しかも、和彦がのに言おうとした、肝心なことが聞けなかったので「ふざけんな!」と言いたいのを我慢して寝たふりするのは大変だったろうね。

智と暢子ふたりきり

描写はなかったが、日中は、智と暢子は二人きりでスナガワフーズの店舗内にいたはず。単なる過労だから、どんなに寝ていたといっても、朝から夜までということはなく、少なくとも医者が往診に来た際等の1時間くらいは目を覚ましたりしていたのではないかな。となると、何か会話をしているはずだが…それが描かれないのは不自然ではある。こんな状態になって智は絶対何か暢子に言うはずなのだが。

翌日の出勤

あれ?朝まで飲んでいたけれど、暢子仕事大丈夫か?智が倒れた日に休むのは仕方がないが、その翌日にグデングデンに酔っ払って仕事はどうするのだろう。幸いオーナーの部屋で飲んだのだから、出勤時間はゼロだが。

翌朝の勤務開始時間に、ピシッとしたオーナーに、「こんなに酔っ払って、味覚だって無くなってるでしょ。お客様にお出しする料理を作っている自覚を持ちなさい、クビ!」と言うところまでがセットなんだけれどなぁ。

寝込まない歌子

歌子の病気は、会社の日常業務ができず退職するほどの体調不良であったはずが、東京で原因不明とお墨付き?を得たからか、晴海の世話をする際には全く問題ないということかな。自宅に2人しかいない時に、突然歌子が倒れたら晴海はかなり動揺すると思うが。

秘蔵のワイン

抜栓されたコルクの紫色の部分が少なく、長さも短い。賢秀に飲まれたのは、秘蔵は秘蔵でも最近の海外旅行で買ってきたそれほど熟成させないタイプのワインなのではないかな。金額云々は別として。

暢子と和彦の恋愛描写

恋愛描写がよく分からない。但し自分が経験してきた恋愛が全てではないので、そういうのもアリだと思うしかないが、ドラマ観てきてこんな感じになったのは初めて。よほど高尚な何かを描いているのではないかぎり、単なる雑な恋愛描写で片付けて良いと思う。

暢子の自分の気持ちの気づきのタイミング

和彦と愛がキスしようとして自分の気持ちに気づくというのだが、相手の性的な行為を見て初めて自覚するというのは何となく変な感じ。誰かを好きという感情は、そういうところで揺り動かされるものなのだろうか。そうかもしれないが、それまでにあるだろと思う。

賢秀の存在を無視する大城オーナー

賢秀が大城のことを暢子から初めて聞いて乱入した時も、今回の酔っ払いの時も、大城オーナーは、賢秀に対して何かを言うことはない。暢子に指示している。これ、実は意味があるのかな。これまで登場する度にトラブルしか持って来ない賢秀が、改心するには余程のことがなければダメなのだけれど…その余程のことが、近々起きる気がする。賢秀と大城オーナーの差が縮まり過ぎた。