過去2回優勝した智に対し互角に見えるような戦いを見せた和彦…からの、賢秀失恋。智も失恋とほぼ同じ感じ。走り去った智はどこへ行ったのだろう。『あまゆ』主人が話しまくったことにより、智のプロポーズが県人会の周知の事実になってしまっており、県人会の輪に智の戻れる場所はない…のだが、そうか、智はそれを知らないのか。大悲劇じゃん!
- あれ?背中を付けた方が負けというルールではないのか…
- 取り直しで声を上げ飛び上がる暢子と静かに見守る愛
- 和彦が病院送りになっても、笑顔で観戦する暢子
- 決勝戦、戦わずして勝つ…ならぬ
- 日射病
- 秘密が遂に本人の耳に届く
- 和歌子決勝戦前にタケシ登場
- ニーニー!チバレヨ!
- 2人きりになるとこまで来て、話を逸らそうとする暢子
- うちは料理に集中したい
- うちの夢はうちが自分で叶えんとと言う暢子
- ん?何か微妙に変な走り方に見える
- 戦犯『あまゆ』店主 順次
- 賢秀と和歌子の顛末
- 石鹸の訪問販売員の時と同じ結末
- 与える結婚
- うち、将来、お弁当屋さんやるのもいいかなって思いついたんだけども、どう思う?
- 智の気持ちを友情だと暢子が言うこと
- 智の価値観
- 性別と受けた教育が人生観に与えるもの
- 賢秀と智の違い
- 和彦のことが好きなのか?と智に聞かれて暢子が答えなかったことについて
- 木曜日
あれ?背中を付けた方が負けというルールではないのか…
肩や腰も背中ということ?ルールを知らないということはこういうことか。観ていて分からん。大丈夫、ほら、見ていて〜と言われても分からん。
取り直しで声を上げ飛び上がる暢子と静かに見守る愛
智、すごい!和彦くんも!
今回はちゃんと2人の名前を呼んだか。一々ハラハラするな。
それはたもかく、この時点で、この取組結果により智が勝ち、優勝したら起きることを知らない暢子と、知っている愛との差が出てるのかな。だから敢えて2人になった時に愛は暢子に智のプロポーズの話をしたのかな。愛も少しは抵抗して見せたのかもしれない。
和彦が病院送りになっても、笑顔で観戦する暢子
サーターアンダギー食べながら飲み物飲みながら、智の活躍にジャンプジャンプの喜びっぷり。その場を楽しむ能力に長けた元気っぷり。和彦のことは忘れて大興奮で応援。ジャンプ、ジャンプ。そう言えばこの人、ジャンプ好きだな。
決勝戦、戦わずして勝つ…ならぬ
足を痛めた智と、心を痛めた賢秀。互いに手負い。まあ、戦意喪失した賢秀は、手負いの狼と化した智に勝つのは…以前の問題だった。戦わずして負けるを賢秀は選んだのね。
日射病
熱中症とは言わない。
秘密が遂に本人の耳に届く
愛が暢子に、優勝したら智が暢子にプロポーズするつもりだと言ってしまう。これは故意だよね?愛も遂に外に対し攻撃を開始したということか。
『あまゆ』主人が罪作りなことをしたものであるが、そもそも三郎と『あまゆ』主人の前で口を滑らして話してしまった智が一番悪い。智が話さなければ、起きなかったことだから。
和歌子決勝戦前にタケシ登場
告白前で良かった…のか、悪かったのか。もうやる気のない賢秀。たった15分間の休憩でこうなるのか。ま、この程度はドラマの範囲内。
ニーニー!チバレヨ!
智が優勝したらどうなるか聞いてしまった暢子は、智を応援しない。露骨なヤツだな。そして智があっさり優勝した後、明らかに動揺している。感情がストレートに表れる性格は貫かれている。
2人きりになるとこまで来て、話を逸らそうとする暢子
いや、ならば、なんでそこまで着いてきた。愛から、智が優勝したらプロポーズされることは聞いていたはず。これは暢子が酷い。今まであんなに逃げまくってきたのに、ここに来て逃げずに着いてきてダメ出しかぁ。暢子としてはいい加減決着つけないとと思ったのかもしれない。智が暢子のことなどお構いなしに進んでいるのは、本人もわかっていただろうから。暢子もこれしかなかったのかも。
うちは料理に集中したい
…と言いつつ、集中して料理している感があまりしない脚本と演出。ここで言う料理って『フォンターナ』の本格イタリアンのこと?それとも『あまゆ』の居酒屋料理のこと?それとも、家庭の味のこと?流れからしてイタリア料理のことだろうが、最近、あまり『フォンターナ』出てこないなと言う状況でこのセリフ言われてもって感じ。
うちの夢はうちが自分で叶えんとと言う暢子
店を持たせてやる、幸せにしてやると言う智の言葉は通じない。これはある程度分かっていたし、連続テレビ小説の主人公らしい振る舞いだが、暢子の智拒絶は、和彦への思いとの兼ね合い的なものにも思える。そして今回の暢子のセリフからは、智を拒否した理由が、生き方の問題なのか、和彦が好きだからなのかは、明らかにはならなかった。
ん?何か微妙に変な走り方に見える
智が、暢子から逃げるように走り去ったシーンの智の走り方。そう言う演技なのか地の走り方なのか。あ、足怪我してたのだった。ん?怪我したという走りでもないんだよなぁ、あの独特の走りは。意味を考えて良いのだろうかさえ悩む。
戦犯『あまゆ』店主 順次
あんなに周りに言いふらして、智は玉砕。これ、どうするのよ。順次の罪は重い。
賢秀と和歌子の顛末
この2人のエピソード。必要だったのか?優子と博夫の再婚話の時に、西郷様の再婚エピソードを入れてきたように、週限りの登場人物に、メイン登場人物と同様のシチュエーションにさせるの多用してるけれど、そんな時間あったらメインの話を進めてほしい。今回も、角力の決着と智のプロポーズで終わってしまったが、賢秀エピソードなければもっと進んだだろうに。メインのネタが少なくて水増ししてるのかと思うくらいに、意味不明な似たシチュエーション話が付随してる。
石鹸の訪問販売員の時と同じ結末
相手に婚約者がいました、相手だけに利益供与(『フォンターナ』のランチ、就職斡旋)しようとしたら、相手の婚約者にも利益供与しなければならなくなりました…何で同じネタの焼き直しをするのか。これ、対応関係の可笑しさとして面白がるところなのか?こういうの面白がれるのか?想像力足りないだけに見えてしまうのだが。
与える結婚
賢秀も智も、結婚において、自分が相手に何を与えることができるかを語っている。しかも賢秀は就職斡旋、智は店を持たせると言っており、単に衣食住を与えるとは言ってはいない。相手が自分なりに生きることを許容してはいる。結局、プロポーズ前に失恋しているので賢秀の相手の和歌子の返事は得られなかったが、暢子は、自分のやりたいことは自分で完結できるので余計な心配、配慮は無用と智に対し主張している。これ、暢子のことを気にしながらも何もしない和彦が、実は暢子にとっては理想ということを無意識で言っているのかもしれない。結婚について積極的には何もしない和彦は、実は考え方において暢子の理想と言うこともできそう。愛も実はそういう点に惹かれたが、両親のプレッシャーで結婚を進めようとしていただけと考えると、愛は何故和彦に惹かれたかに立ち戻ると、自分が変わってしまったことに気づいたのかもしれない。和彦は暢子と出会って変わったのではなくて、両親から結婚を急かされた愛の方が変わったのだと。
結論としては、結婚に対し何も動こうとしない和彦と、結婚しないと公言する暢子は、実はお似合いのペアだというオチなのか?
うち、将来、お弁当屋さんやるのもいいかなって思いついたんだけども、どう思う?
店を持つってお弁当屋?え?それならイタリアンの修行より、『あまゆ』の手伝いの方が役に立つな。イタリアンでオーナーの親戚として特別扱い受けてこれかぁ…と早まって思ってしまったが、これ、単に智の告白から逃げようとした咄嗟の思いつきなのだろうな。
智の気持ちを友情だと暢子が言うこと
これ、これまでの暢子らしくない言葉。暢子は、相手が何を言おうが、聞く耳持たず、というか相手の身になって考えることなどせず、自分はこう思うからこうするという論理の人。それが、今回は智の自分に対する気持ちは恋ではないと相手の気持ちを(間違ってはいるが)推測っている。こんなこと暢子にありえるのか?恋愛経験が無いから慣れないことをしてしまったとも言えるが、何か暢子が暢子らしくない態度に見える。
智の価値観
智は少なくとも中学の時から家族を支えるために豆腐店の仕事を一人でしていた。智の考える幸せは、自分が頑張って働いて得たお金で家族が笑って暮らせることなのだろう。そんな家庭を新しく暢子と作りたいという希望を持ったが、外に出てやりたいことをしたいという暢子の感覚とは合わなかった。暢子の場合、仕事はお金のためが第一ではない感じなので、智とは根底から仕事に対する考えが違う。
暢子は、恋愛のやりとりの処理は稚拙ではあるが、智との夕日の浜辺でのやり取りの中で自分の思いも伝えている。自分で一歩一歩成長したい、その過程で店を持ちたいと言っている。しかし智は、店を待ちたいなら俺が持たせてやると言う方向に持っていってしまう。これは、仕事はお金を稼ぐ手段として考える智と、自分を成長させるものと考える暢子の違いが会話で描かれていた。この違いは、上京して身を粉にして働いて店を持った智と、新聞社のボーヤから始め、段階的に修行させてもらってきた暢子との違いかもしれない。
性別と受けた教育が人生観に与えるもの
これまでも感じていたが、このドラマは、受けた教育の違いと性別の違いが、人生観に与える影響を描いているような気がする。その表現方法が、ちょっと違う気はするが。
賢秀と智の違い
同日に2人が結婚の夢を絶たれた。しかし、賢秀は描かれているだけで2度目だし、こう言うの慣れてそう。しかし智は少年期からずっと暢子のことだけが好きで、そして振られた訳であり、立ち直りをどう描くのか気になる。プロポーズ失敗したら次からは、普通の脇役キャラになると言うのも考えられず、また、和彦と暢子の関係についてはまだ終わっていないことから、これからの智のストーリーへの関与を、制作側がどう描くのかは気になる。
和彦のことが好きなのか?と智に聞かれて暢子が答えなかったことについて
智のプロポーズの途中、
智:和彦のことが好きなのか?
暢子:うちは料理に集中したい
というやりとりがある。暢子と和彦の関係を疑っていたことになる。この時、暢子は正面から答えていないが、これは正しかったのだろうか。
まず、相手が真剣に自分の思いを伝えにきたからと言って、自分の本当の気持ちを言う必要はないということ。だから和彦が好きと言う気持ちを暢子は和彦に伝える義務はない。
その上で、答えるべきだったか否か。
和彦が好きか嫌いかどちらを答えても、智に対する答えは変わらない。後は本当のことを言うか否かだが、和彦を好きと答えたら、暢子は結婚話が進んでいる和彦のことを好きになったということであるし、そんな人と同じ下宿に今も住んでいるということから、智が、倫理的な感情で暢子に何か言ってくる可能性がある。結局、「和彦のことが好きなのか?」に直接答えなかったことは、間違いではなかったと考える。
木曜日
一区切りついたかと思ったが、あれ?今週はもう1日あるぞ。どうするのか?何があるの?和彦の方までやっちゃうのか?