Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ちむどんどん 】第71回 居心地の悪いお膳立てで進む和彦の沖縄取材


暢子は、和彦が話しているにも関わらずタイムまでかけて、深夜に取るものもとりあえず慌ててやんばるに帰ったはずが、オープニングのナレーションで、賢秀と一緒に帰るまったりとしたお盆の帰省扱いにされてて、もう本当にぶっ飛んだ進行にするのかと清々しささえ覚える。比嘉からの母優子の再婚話を電話で聞いて慌てて飛んできたのではなかったのか?辻褄合わないのもここまでくるとおかしなことになる。賢秀も一緒って…ありえん。

『フォンターナ』休んだのは、結局、急遽帰省したわけではなく、旧盆休みということなのかな…普通にお盆は休んだんだよね?この時代にしては、かなりフレキシブルに休暇が取れる職場だと思う。

"女って難しいよね"と言う良子

結婚して石川家の嫁という立場になったことに不満を持っているようだが、結婚しているのに夫と別居し実家暮らししていることには不満はないとか言ってる。さらに

このまま別々に暮らす方がお互いにとって幸せかなって、うちはもう諦めかけてる

とか言ってる。もう無茶苦茶。恐ろしすぎる。晴海を連れて博夫が石川の家に住むと言い出したら、はい分かりましたと晴海を渡すのは平気なのかな。自分の都合の良いように考えることは徹底していて怖い。そもそも、「うちはもう諦めかけてる」って博夫のせいのように言うが、なぜ博夫のアパートから通勤しないんだ?アパートを出た理由って教師再開を認めなかったことだったはず、もう実質的に働いているんだから、戻ればよいのに。なぜ戻らないのか?

妻有責で離婚裁判とか、そんな話にはならないのかな。石川家が長男がとか本家がとか言ってる割に内弁慶なの理解不能。なぜ比嘉の家に乗り込まないのか?実質、良子のやりたい放題じゃないの?

石川本家が良子の教師復帰を認めたら

良子は博夫のアパートに戻って、家族3人で暮らしていけるということか?

比嘉の家に来ている時は、家事や子供の世話を歌子や優子に任せていた部分を全て自分と博夫でやらなければならなくなる。これは恐らく良子にとっては大変になるので内心避けたいと思っているのでは無いか?その根拠は、良子の次のセリフ。

このまま別々に暮らす方がお互いにとって幸せかなって、うちはもう諦めかけてる

これ、石川本家が仕事復帰を認めないことに対しての良子の言葉。石川家のせいにしているが、自分は仕事を思い切りやりたいので、家事をしてくれる人がいた方が都合が良いという思いが油てしまっているように見える。つまり、本音では、こう言っているのではないか。

比嘉家で暮らす方が自分にとって幸せかなって、うちは現状維持を希望してる

時間をくださいとか言ってる和彦

田良島が、和彦を口撃したが、それは和彦を甘やかすため。

外形的には和彦がフっており、それなのに失恋休暇みたいなのを田良島から和彦がもらっているの、もうホント意味わからない。ストーリーを強引に進めるためなら、誰でも使うの徹底しすぎておかしすぎる。

なんでもできる大城オーナー

新聞社より取材力があるレストランオーナーって。大城はなんでもできるんだなぁ。大城が東洋新聞社にいて、暢子は沖縄。『フォンターナ』はもう人繰りに余裕があるのね。時間の進み具合がさっぱり分からない。

それにしても、東洋新聞社は、困った時には大城オーナーに頼めばなんでも解決してくれる。大城がコネの塊みたいな人という設定はなんとかならないか。新聞社って何?ってなる。大城オーナーは、単なるレストランオーナー以外の裏の顔でもあるのか?そんな描写やほのめかしさえないと思うが。

結婚は当人同士だけの問題じゃない

と言う良子。もはやわざとやってるな。石川本家と揉めている最中に、こんなチグハグなセリフを良子に言わせるなんて、制作の自虐ギャグでなければ、良子というキャラが人としてダメな人間だと明確に描いているということになるかな。

火のないところに煙

何か善一と優子の再婚話は、現地ではおかしなことになってる。そもそも賢吉は優子に話を持ってきたのは、どう言う経緯だったかを描かなければ、善一さえ知らなかったことに対する辻褄が合わない。また、善一は乗り気、優子も否定しないみたいなことを比嘉兄妹の会話で言っていたが、実際に兄妹が善一のところに行くと、善一はいきなり謝ってきたりと、乗り気とは違う反応をしている。登場人物の言動がとにかく謎だらけ。それをこれから明らかにするドラマなのだろうか。この優子の再婚話は主人公とは離れた話に思えるが、それにたくさん時間を割くということなのかな。

遺骨収集に参加する優子

なんだこれ。もうなんだこれしか言えない。優子が遺骨収集することは想定できる。しかし、たまたま和彦が沖縄に来た時に出会う確率ときたら。あ、優子は毎回参加しているのか。ならば可能性はあると言えばあるが…それにしても。

視聴者は、田良島の一人芸に騙される…のか?

和彦が前回全く意味不明な言動をしていて、今回どうやって物語に再度入ってくるのかと思ったら、田良島がよく分からない一人芝居を始めて、これへまでの話をうやむやにするという戦法で来た。結局、前回の愛との別れ話と暢子との気まずい話は、まさに和彦が愛に言った「なかったことに」なった感じ。もうウキウキで沖縄取材旅行に行ってる。会社公認の仕事ではないし、もはや単なる沖縄旅行だな。

田良島は良いキャラだと思うが、都合の良い時に使う便利屋じゃないぞ。

愛との話は無かったことに

和彦が言っていたこの言葉は、制作が視聴者に向けた言葉だったのか。今回は既に東洋新聞社に愛の席は無い。暢子が来て6年、ずっと愛は和彦の恋人という地位で鶴見に現れていたが、結婚がなくなったことで、その過去がなくなるわけではない。しかし、このドラマでは、過去を無かったことにする気満々だと感じる。

この規制は緊急事態なのか、計画されたお盆の帰省なのか?

第70回ラスト
暢子「とにかくすぐ帰る、うん、待ってて」と緊迫感出して終了!

第71回冒頭
ナレーション「沖縄の旧盆は3日間あり、その最終日である『ウークイ』は、ご先祖様をあの世へお送りする最も重要な日です」と穏やかに開始。

同じ時の帰省なのに切迫感が全く違うのなぜ?

一気見の人は辛そう

やんばるへの緊急の帰省が旧盆の帰省でしたとか、失恋休暇が与えられたら途端にイキイキする和彦とか、もはや整合性のなさを制作は全く気にしなくなってきた感じなので、一気見する人は何が何やらわからないだろうなぁ。