Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【オールドルーキー】第4話 引退する人への応援


スポーツマネジメントの世界の厳しさを描く…のだが、新町については、甘いことだらけにしか見えない。これはつまり新町の妻果奈子が元人気女子アナだったからという1点に尽きる。なんというか、それを描こうとしていたのか?という感じ。

有名人の家族が受ける影響

有名であることは、本人だけではなく、家族も日々の生活にも影響を及ぼすという話。これを、新町の娘が元プロサッカー選手の娘という影響を娘のサッカークラブで受け、新町は元アナウンサーの夫という影響を新町の勤める会社で受けるという対比で見せている。

何故入社したのか他の社員に聞きまくる新町

これは大切なことなのかなぁ。しかし、やり方が露骨で、節操なくやっているのは、現実感がない。現役に未練があることを表現するという意味では、必要な描写なのだろう。

強気の交渉をする梅屋敷

ベイスターズの北芝をあっさり切る梅屋敷。実績がないまま引退したら、マネジメントのしようがないという社長な論理に従ったまでと。

妻の果奈子が売り出し中

これにより、我が家の収入が増えたら、自分がまた好きなことできるかなとか、妻子の前で口にしてしまう新町。口に出さなければ良いだけなのに。ついこの前まで、正社員にならないとと言っていた果奈子が、

いいんだよホントに、お金のことなんて気にしないで

と言う。これが逆に果奈子のお金に対するこだわりが分かる。

そして遂に新町はサッカー再チャレンジを決意する。果奈子は、自分の収益化の目処が立ったので、新町が万一合格した時のことを考えながらも、新町にサッカー選手に対する思いに踏ん切りをつけさせることを考えている。もし合格しても、収入がしっかりしたプロ選手になることはないだろうという読みを持っているということ。果奈子はお金に対してしっかりしている。だからこそ新町は、考えを果奈子にら委ねているのだろう。

昔の写真との葛飾の毛量の差で笑いを取ろうというセンスの古さ

まあ、不毛な話。不快になる人がいて、笑う人がいても、別に大爆笑するわけでもないのに、なんでこんなの入れるのかな。

新町の妻が果奈子だと知らない社長以下「ビクトリー」社員

何だこれは。そんなんで選手のリサーチとかできるのかな。

しかし、果奈子が妻だったおかげで、新町は、「ビクトリー」の籍を保留したまま、加入テストを受けることができた。つまり、やはりこのドラマは、Jリーガーの第二の人生というより、元女子アナの第二の人生の話なのだよなぁ。

引退まで頑張ることのモチベーション

辛さを滲み出す、引退間近のベイスターズ北芝。

名前を間違えられる新町

このネタ、アンジャッシュの児嶋氏のネタ、小鳥さんを小島さんと読み間違えるネタは、『ユニコーンに乗って』と『初恋の悪魔』と2つのドラマでやってるし、2022年夏ドラマで引っ張りだこなの何で?

湘南ベルマーレの加入テスト?

何で引退した選手が、J1の加入テストを受けられるの?は?J3「ジェンマ八王子」だった選手が、いきなりJ1?

これ、ダメだったとしても、J3ならまだできたはずとか思うのではないかな。流石にJ1というのは無茶だ。

結局、妻の力かぁ

このドラマ、何というか引退したサッカー選手の第二の人生を描くのではなく、元アナウンサーの妻を持った男の人生を描いている。見せようとしたものと、見せているものが違う。

しかも、夫の会社に夫の引退試合の開催を依頼する。金は払うとか言って。何か公私混同というか、果奈子は自分の力を使って無茶をやってるなぁ。

サプライズの引退試合

これは、果奈子からの引導なのだろうなぁ。しかし、今回の果奈子の行動全体を見ると、これまでとは違う感じがして、一貫していないように見える。収入の目処が立ったということが、これほど影響するのかという。

サッカーボールを、かがんで地面から直接手で取る新町

日本代表になった選手に、それはないな。立ったまま足でボールを上げて手で捕るでしょ。

自宅でプレモル缶を飲み、ガストに立ち寄る新町

美味しそう。このドラマは、実在の商品、店を出すスタンスか。スポーツメーカーも種々出ているが、新町はアディダスで徹底している。現役時代、スポンサーしてもらっていたという設定なのかな。

深沢塔子ルーレット

サッカーテクニックにおける、マルセイユルーレットもどきな技を芳根京子氏が演じる塔子が見せてくれた。これ、地味に凄い。まあ、足元だけのシーンは別の人がヘタウマな感じでやったのかな。