Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ちむどんどん 】第86話 素早い結婚へ向かってるの何故なんだろ


愛の時にあんなに時間をかけてのらりくらりして、結局結婚しなかったのに、暢子の時は猛スピードな理由がよく分からない和彦だが、まあそういうことで話は進むみたい。何故なのかが描かれないから、もやもやするけど。

和彦は、結婚がすぐできないなら同居させろと言い出す。ああ、同棲は既にしているようなものだからな。

次から次へと無茶なこと和彦は重子に言い出すな。和彦は、自分達が重子に要求しかしていないことにそろそろ気づくべき。

和彦の口から「マーケット(闇市)」という言葉が出た

何か和彦が父母のことを思い出すキーワードなのかな。和彦の幼い頃の思い出としての言葉のようだが。ここで賢三や大城が絡んでくることはさすがに無いよね?

「優しさを求めていた」

珍しく和彦が他人の気持ちに寄り添うようなことを呟き始めたぞ。これは、嵐を呼ぶのか?何というか和彦らしく無い言葉に思えるのだが。和彦の優しさというものが分からない。

和彦がやっていることは、もはや結婚を認めてほしいというより、勧誘に見える。

ねーねー来てくれてありがとう、もう大丈夫

これ、暢子はどういう意味で言っているのか?良子は『フォンターナ』の危機を救うために来た。それが何故か暢子を励ますことになっていて…姉による重子の家に押しかける事件を引き起こしていく。来てくれてありがとうは良いけど、暴走はダメだよ。

良子、問題起こさず帰るか?

良子が、全て自分でやらないととずっと思っていたとか言っているが…そうなのかな。これまでの行動を見ると、微妙。石川本家の対応とか、比嘉家に子供を預け家事負担も軽減された環境でこれも良いかもとか言っていたから。

それはともかく、良子は何も問題起こさずに沖縄に帰るか…と思わせて、実際は重子の家に向かってる。ダメだなぁこの兄妹。一方の家の結婚許可の話を、家と家の争いにしようとしている。混乱の拡大しかない。

このままの暢子でいい

今度は良子がこれを言う。今回は泣き言を言いながら変わろうとする暢子を良子が止めたことになる。このタイミングで暢子が変わる必要があるか否かは別として、この「暢子は暢子のままで良い」が繰り返し暢子に擦り込まれるのは、あまり良い結果を産まない気がする。

人間は変わる。このままの暢子と言うことは何を言っているのだろうか。東京に来てからの暢子を良子は知らない。良子が言うこのままは、既に現在の暢子と乖離しているかもしれないのに。何か束縛の言葉になってきている気がする。

大好き以外に暢子の良さを具体的に暢子が満足できる形で提示しない良子

具体的に長所を言えないんだろうなぁとしか思えない描写は、何故入れられたのだろう。

結婚が認められない辛さを姉に言う暢子

暢子は、少し前に和彦のことが好きだが諦めると、当時の和彦の彼女に面と向かって宣言した上で、和彦を自分のものにした人物。

愛の気持ちをズタズタにした可能性には気づいていたのだろうか。それを踏まえて今回嘆いていたのか、そんなことを忘れて嘆いていたのかで、意味が変わる。

毎朝恒例の喫茶店での親子喧嘩

え?暢子は良子に弱音を吐いた翌朝に、和彦に同居を提案したのか。これ、とんでもなく無いか。「暢子は暢子のままで良い」がこう出たのか?切り替え早過ぎないか?

和彦の作戦

とにかくびっくり情報を次から次へと持ってくる作戦なのかな。それを続けて根負けさせると。つまり、暢子の常套手段。考えてみれば、良子が石川本家に挑んだのも根負け作戦だった。この人たちダメだなぁ。

一緒に暮らせばもっとお互いのことを分かり合えると思う

物凄い発想。仲の良い恋人が一緒に暮らし始めたら互いに戸惑うということもあるのに。それどころか、嫁姑の確執なんて普通にあるのに。話が通じない相手が同居させろと言ってきて受けなからばならないなんてことはない。"お互いのことをを分かり合える"を良い意味でしか捉えない発想が理解できない。

家賃払わなくて良いから名案程度に思ってないか?

良子、重子の自宅に来ちゃうのか

こういう行為が重子の嫌うことなのだろうなぁ。兄妹力を合わせて…と言うと聞こえは良いが、力を合わせて実現することが、誰か他人を打ち負かすことなのだから。数の暴力的なことを感じる。

美味しく無いものを料理で出す

大城の考えは、重子の心を開かせるには、戦中派の発想で攻めてみるということか。奇をてらっているな。大城は正統派だと勝手に思っていたが、崩してくるのか。敢えての…と言うやつだろうけれど、暢子に影響されたみたいな感じもしてしまう。

予約の取りやすい『フォンターナ』

和彦の母を『フォンターナ』に再度招く計画。和彦はそれを母に伝えたのは、前日の朝。その描写の後に、大城はメニューはまだ決まらないのかとオーナー室で言っている。どういう時系列なのか?暢子が和彦に提案し、和彦が重子に提案し、暢子が大城に許可をもらい、大城がメニューを提案を同日にやったとか?間に日を置くなら、暢子が和彦に提案し、暢子が大城に許可をもらい、和彦が重子に提案し、大城がメニューを提案になるけど、良子が1泊しかしていないようなので、間に日があるようには描かれていないように見える。いずれにせよ、『フォンターナ』は予約が簡単な店である。暢子だから強引に可能だったのかもしれないが。ところでディナーかランチかの言及はなかったが、これは当然ディナーということかな。

土産の優子お手製サーターアンダギー

良子はアパートで電話を受けて、翌朝東京に向かったのではなかったか?到着も午前のような感じだったが…優子のサーターアンダギーを受け取るタイミングがあったのだろうか…と書いたが、サーターアンダギーは誰が作ったか言わず、アンダンスー(瓶入り)が母が作ったと言っている。瓶入りだから博夫の家にあったということになるのか。めんどくさい構成だな。こうなると逆に、サーターアンダギーは誰が作ったんだろ?ってなるが。何故こんな演出してるのだろ。

暢子の戦っているもの

結婚式の時は琉装でと言っているので、古いしきたりと戦っているわけでもない。何というか、暢子が和彦を使って重子を追い込んでいく様に見える一種独特の展開。重子としては、和彦が今以上に離れていくことは避けたいという思いがあるので、妥協を強いられているが、暢子の方は和彦の気持ちは自分から離れるかもということを一切考えていないようなので、妥協ではなく、どう受け入れさせるかしか考えていない。これ、第3の女でも出てこないかなと思うのだけれど。和彦が高校時代に付き合っていた人とかね。和彦がより多感な時に一緒にいた女性が現れたらどうなるのだろうか。