新婚ムードを引きずることはなく、独立話に移っていく。切り替えが早いのが『ちむどんどん 』だが、言い換えれば、あっさりしすぎている感じが強いのも『ちむどんどん 』。
和彦ニッコニコの朝ご飯
いただきますの時の和彦の笑顔。なぜそんなにニコニコするのか?邪心の無い笑顔は和彦らしくない。結婚が人を変えると言うことか。ならば、さっさと愛と結婚しとけば良かったんじゃないか?とまた思い出してしまった。
和彦:うん、おいしい。フフッ、ありがとう。
暢子:そんな言わないで、簡単なものだのに
和彦って女性が男性と対等でないと言う考えの人だったはずなのに、この会話からはその印象がない。軽い会話なのに何か引っかかる。
暢子・和彦は重子と同居はしない
この重子の判断は正しい。結局、話は通じないことには変わらないから。しかし、沖縄料理の店に葛飾北斎という提案は、かなりの工夫がないと合わないな。それにしても、重子のキャラ変ぶりは、もはや同一人物とは思えないほど。「しーちゃん」ネタのしつこさも理解不能。
同居については、結婚を認める前から暢子はするつもりだったわけで、その行動力に重子は引いた可能性はある。
和彦の仕事の足を引っ張ることはしない
この重子の条件、どういうことになるのかな。東京で店を出すと言うが、和彦が独立して、沖縄に拠点を構えた場合、暢子は"和彦の足を引っ張らない"ために沖縄に行くことになるのだろうな。そして沖縄で店を構えると。もしそうなると重子は自分の言った言葉で自分の首を絞めることになりそう。
それ以前に、和彦は暢子の夢のために、フリーランスになってライフワークの沖縄取材をするという和彦自身の夢はまだ待つと田良島に言っている。これは重子のいう和彦の足を引っ張る行為そのものではあるのだが、まあ、重子はともかく和彦本人が納得しているのだから、まあ許容されるのだろう。
商売敵とならないために東京に店を?
『あまゆ』のトミのこの問いに暢子は正面から答えない。うーん、暢子の場合、口に出さない場合、考えていない可能性が高いと思うのだが、どうなのだろう。
東京で沖縄料理店は、最初の店には無謀ということになるのではないかな。そこで悟のネットワークが効いてきたり。智は、前回の結婚式スピーチで、ゲームのように暢子とのわだかまりが解けて味方になったことになってるから。
二ツ橋、暢子をたしなめる
真っ当なこと言ってる。この人には珍しく、真っ当な言い方で真っ当なこと言っている。真っ当すぎて怖い。
暢子は全く聞く気がないというか…
簡単でないことは、よく分かっています
とか安易に言っている。基本、暢子は二ツ橋の話を聞き流しているような感じなのだよなぁ。
そう思って観ているからかしれないが、暢子は二ツ橋の忠告を「ハイハイ店を潰してしまった人の戯言ね」みたいに適当に聞いているように見えてしまうのだよな。
貧しい妹という妄想に浸る兄
賢秀は「貧しい妹」と言ってるが、うーん、暢子は金持ちの息子と結婚してるんだよなぁ、というか、誰が賢秀に暢子の独立の話をしたんだ?
結局、養豚場から借りた金を競馬か何かに使ってスってしまったようで、もう目も当てられない。何故こんな描写を続けるのか。暢子の独立の苦悩を描くべきじゃないのか?
我那覇にまた会っちゃう賢秀
『ちむどんどん 』なら、そんなもんかな。もう偶然がすぎるとか、また我那覇かとかあんまり気にしない。しかし、困ったときに我那覇現れてさらに困るけど、結局有耶無耶で終わるのが我那覇回。
才能さえあれば5倍、10倍の金
いや、才能ないから我那覇はそこにいるんだってば。賢秀はまた騙されるのか…。あ、元手がなかったら才能あってもダメという理論なんだろうな。だから出資せよと。