やはりこのドラマでは、お金のトラブルは喉元過ぎれば無かったことになる。前回バタバタした200万円の騒動も今回全く触れられず。徹底している。クリアしたら過去は振り返らず、敵は味方になるロールプレイングゲームのようなドラマは健在。
何事もなかったかのように自分の店にちむどんどんする暢子
やはりお金のことはあまり気にならない家系の血を引いている。ニコニコして店の名前を『ちむどんどん 』とか言ってるが、200万円は本当にもらった気でいるのか?
店名『ちむどんどん 』
賢秀が我那覇に3度も騙されて、今度はマルチ商法にまで手を出すという意外性の展開を見せながら、暢子の店の名が、容易に想像がつくものというギャップが…人によっては良いのだろう。これは何とも評価し難い。
東洋新聞クビかもしれない
何で田良島が辞めれば、和彦はクビにならないの?あれ?あれ?和彦の行為は、田良島の監督責任でも何でもないし。そもそも和彦はフリーになると公言しながらズルズル会社に居ただけであるし。
そもそも、クビかもしれない…と言ってはいるが、和彦はほんの少ししか危機感持った感じでないのは、元々辞めるつもりだったからか、実家が金持ちだからか。これ、心と財布の余裕がなければ、賢秀だけでなく暢子に対しても、怒りの感情を持ってもおかしくない。ただ、取材にしなかったことと、通報しなかったことは、自分の職業は何だったの?と和彦に聞きたくはなる。
和彦の退職時の挨拶の、何事もなかったかのような、過去に一瞬働いていたとはいえ暢子までつれてきて自己都合退職感出しているのも何か珍妙。問題起こして辞めさせたというのが会社としての見解なのに。
暢子も賢秀も僕の大切な家族、後悔はしていない
…和彦、本気なのか?全く後悔していないのか?
この言葉、自分に言い聞かせているような悲壮な言葉と言える気がする。これを言った時、母重子の住む世界が違うという考えがよぎったはず。
今回のマルチの騒動は、まだ序章だと分かっているのか?比嘉家は賢秀だけじゃないぞ。
一生、一緒に働かせてください
この言葉は恐らく清恵の考えることとは違うよ。文字通りの意味以上はないよ、多分。しかし、それをネタに話を作って行くのかな。そうならば趣味が悪い。清恵は養豚場後継問題もあって結婚相手のバーはかなり低いようだが、賢秀のこれまでの清恵への対応を見ると、応援できない。賢秀の他に良い人どころか結婚相手となりそうな人が清恵にはいない設定のドラマが残酷ということ。『ちむどんどん 』は、暢子にはラッキーが重なるが、比嘉家以外の人には冷たいからなぁ。
何で田良島は和彦にそれほど熱くなれるのか?
分からない。流石に田良島の和彦への思い入れの理由が分からない。それは、田良島が和彦のどこを気に入っているのかのエピソードがほぼ無いから。和彦の仕事ぶりは、夢を語るだけで、後のお膳立ては周りがしてそれに乗っかって記事を書くという感じなので、視聴者から見て、記者として和彦のどこに魅力があるのか分からない。だから田良島の和彦への思い入れの理由が分からない。
重子が出てこない
どうして東洋新聞社を辞める辞めないの話の時に重子が出てこない。雑誌記事になっているのに、重子は気づかなかったのか?いずれにせよ、和彦の仕事の足を引っ張ったわけで、暢子は重子との約束を破ったことになる。暢子は、他人には一方的な約束をさせて守らせてきたが、重子との約束を守れなかったら、どうするつもりか?
妊娠か?
タイミング悪いなぁ…いや、ドラマだから制作の性格が悪いと言うべきか。これから店を開こうと言うのに対応していなかったのか、していたのに妊娠したのか?妊娠ではなく病気でも、なんというか安ドラマ過ぎる。
愛との時は7年以上もちゃんとできていたのに、暢子とは早いな。暢子がルーズなのかと勘繰ってしまう。まあ、結婚したからそういうこともあるので、結婚していない愛とはそもそもあり得ないとかいう理屈があるのだろうなぁ。
不幸中の幸いとも言えるが、和彦は仕事を辞めた。主夫に入れば、出産までは仕方がないが、それ以降は暢子を応援できる。結婚後は、家事の内、少なくとも食事は暢子に任せきりのようだが、その他の家事を全て和彦が行い、食事は店で暢子が賄い的に作れば、店は軌道に乗せられるのではないか?
妊娠確定ではないので、金曜日でもあるし、ストレスによる体調不良で終わらせるのも『ちむどんどん 』ならあるのではないか?
賢秀のダメなところ
反省しないことではなく、何が悪いことかわかっていないこと。これは賢三及び優子の教育の責任ではある。しかし少年時代からこれまでずっと、誰からも何が悪いことなのかの教育を受けていないことから、根本は本人が改心しても治らないと思う。
ディンプルキー?
新店舗の鍵が…ディンプルキーみたいだが…防犯上は良いけれど、木製の戸の鍵にディンプルキーは、アンバランスじゃないか?そもそも当時ディンプルキーを使う事例はどれだけあったの?という感じ。
暢子『フォンターナ』退職、和彦『東洋新聞』退職、暢子妊娠、開業資金200万円は姉夫婦からもらったもの
これが来週のトラブルの原因になるのかぁ。何というか、妊娠さえ身から出た錆感がしてしまう。
これまでお金は借りればしのげるを繰り返してきた『ちむどんどん 』だが、暢子妊娠、和彦失業により、お金に窮する話がようやく出てくるのか?それとも、また誰かから借りて問題なく渡って行くのか?矢作が実は再起していてお金に余裕があり、融資してくれるとかあっても、全然驚かない。
東洋新聞社員特別融資
会社を辞めるシナリオだったのに、開店資金を集めなければと言っていた際に、社員特別融資の制度について和彦が田良島と相談していたエピソードには何の意味があったのだろう。暢子の200万円が奪われた際に、てっきりここからお金を捻出するかと思ったのに。
そういえば…
賢秀は、暢子の200万円を倍にして返すと言っていたが、これまで数多の人を騙してきて、映像化されていない詐欺もあったかもしれないが、それについてはどうなっているの?少なくとも返した描写はないはず。やはり賢秀は、身内が被害に遭わないと、罪の意識はないのか。養豚場から借りた金かどうなっているのか分からないが、倍にして返すのは、まず養豚場からの借金だぞ。