真犯人?は意外性あるのだけれど、何か頭の中で考えすぎのトリックという感じがする回だった。強引な辻褄合わせがありながら自然体な感じの前回対比、動機と起こした事件のバランスが不自然な感じがするが、しっかり楽しめた。
はじめまして。爆弾犯です
なんと言う自己紹介。
爆弾はもう一つあります。次の爆弾では人が死にます。爆発する前に頑張って捜し出してください。それじゃあ失礼します。
終始丁寧語で話す礼儀正しい爆弾犯だな。最初の爆弾とは全く違うタイプの"爆弾"を用意していることが頭の良さを示す…というか、わざわざそうする理由はあるのかな。個人的恨みがここまでさせるの?話は緊迫するけど必然性に欠ける気がする。
「なんのためにわざわざ顔までさらして…!」
この中園参事官のセリフ。その通り。結局、これについてはよく分からなかった。ただ、終わったと思うとあっさり自首していることから見て、そもそも隠す気が無い、逃げる気が無い犯罪者だったから、動画を作る際にわざわざ面倒なことをしなかったということかな。
城南大学の先月の事故?
伊丹が中園に話そうとしたところで邪魔が入り、結局描かれず。情報小出し作戦かぁ。
結局、これは実験時の爆発による女子大生死亡事故/事件だったと…これは至ってシンプルな話だった。小出しにされただけであまり大したものではなかった。
犯人と思われる男の部屋
平山翔太 城南大学理工学部4年
犯人と思われる男の住所、簡単にバレてるじゃん。簡単すぎる。
学生証
裏面の手書き部分や通学定期発行欄とか芸が細かい。
チェックバルブ
出雲が発見し、右京が解説したと言うことは、特別なアイテムということ。右京いわく、ヒントあるいは何らかのメッセージかもしれないと。確かに城南大学の事故に関わる重要な証拠だった。チェックバルブの件は、爆発事故を描いてから、バルブを出してくればピンとくるかもしれないが、最初は爆発事故を隠すところが推理も楽しむドラマだなと。
野々村研究室野々村教授
平山が属する研究室か。かけている電話は意識のない三沢准教授のスマホだと。
奴は、爆弾事件と監禁事件、同時に起こしているというのか?
中園参事官、視聴者向けに状況整理して説明してくれてありがとう!そうなのです。平山は天才なので多重的に複数の出来事を管理できるのです。
平山に色々バレてる
右京その他警視庁の面々に公開脅迫してる。
右京と平山の対話
右京、平山が頭が良い人間という前提で盗撮カメラに向かって話している。しかし平山の方は右京のことをあまり頭が良いとは思ってなさそう。まあ、急に電話に出てきただけだから仕方ないか。でもこれ面白い。
犯人「もう切るんで」右京「ああ、もうひとつだけ」
と言われてちゃんと話を聞こうとする犯人は、丁寧語で話すし、対人関係に気を配ることのできる人…のはずが、准教授の家で、口にたくさんのものを入れながら話すという行為をしている。このギャップ何なのだろう。
森原真希さんはどんな方だったのでしょう?
…と、右京から聞かれ、平山は、
一途でしたよ、すごく…
と答える。これは意味深。何に対して一途なのか言っていない。右京も、「一途ですか…」としか言えない。で、ラストまで観れば、大学の研究費を得るためには、爆発事故を意図的に起こそうとするかなり危険な発想の人、もしくはそこまで追い込まれた人だったということが分かる。それが平山の意図とは違う真希の「一途」な真実。
平山は人質を誤った
野々村教授を自分の好きなように操ろうとするために人質を取ると言うのであれば、もっと野々村教授の身近な人にすべきだったかな。野々村教授を全然脅せていない感じ。
サイレン鳴らして伊丹たちの乗ったパトカーがスマホの位置情報が示す場所にやってくる
何で?伊丹たち何考えてるんだろ。まあ、平山の方が上手だったから大ごとにはならなかったけれど。犯人が平山ほどの頭の良さがなければ、人質の身が危なかったのではないか?
三沢妻
犯人の平山を、全く疑わない三沢妻。というか、夫のこと全く心配せず、亀山に平山無罪を主張し続けるの何で?と思う。そんなところに平山からメールが。この意外性の展開、良いな。
モグモグしながら話す平山
三沢准教授宅で食事する際の会話シーン。なぜそこまで極端にモグモグしながら話すのか。こう言う人は恋愛対象にならないということを表しているのか?
犯行予告動画では敬語で話して犯人なのに育ちの良さを感じたから余計に、モグモグしながら話すの気になる。この描写から、平山がどういう教育・しつけを受けたのかを推測しろということかな。
優秀すぎるサイバーセキュリティ対策本部 土師
いや、流石にレジ袋と室内の映像から場所をピンポイントで特定するのは不可能ではないかな。普通に考えて第二の爆弾は"爆発"するはず。まあしかし、これはドラマであるし、無駄な死傷は描く必要ないし、ストーリーに大きな影響を及ぼさないのでこれは許容範囲。
自首する平山
この犯人、常に警察の先を行く。右京が頭が良い人とにらんだだけはある。
自作自演の事故…なの?
真希が助教授にすがって泣く理由が、研究のためのお金がないことなのか…なんだこれ。確かに不倫からの殺人と思われた事件の結末が、研究したい一心による自作自演の事故というのは意外だが、しかし何か頭の中で考えすぎのネタという感じがしてしまう。
平山の怒りの出所
真希に片想いしていたということかと思ったが、単純に自分が殺人の疑いがかかっていることに対してなのか?結局、頭が良いはずの平山は、終始、准教授が真希を殺したと勘違いして准教授を殺害しようとしたということなのか?それを何で自ら顔出しで犯行予告までして実行したのだろうか。平山の心の奥では、自らの犯行を止めてほしい、准教授と教授が自ら罪を公表してほしいと考えたということ?しかし、准教授は監禁されてしまっているので、これは教授のみに託されたということ?よく分からない。あっさり自首するし捕まることを気にしていないということかな。
城南大学の男女学生比
オープニングで自転車に乗る警備員を映すシーンでは、女子学生ばかりで男子学生は映らない。これは警備員がそういう場所ばかり巡っていたのか、それとも女子学生が多い大学なのか。