なにわバードマンの時もそうだったが、飲み会でメンバー紹介やってくる『舞いあがれ!』。今回も鮮やかにメンバーの表と裏をチラ見せしてくれる。
続、都築ポイント
前回の続きからスタート。こんな訳の分からないことでto be continuedにしたのなかなかチャレンジング。航空学校編は少々シリアス気味な展開なので息抜きみたいなものかな?
帯広のフライト課程にも引き継がれるから要注意という都築ポイント。ポイントというのは得点という意味ではなくて、各学生の特徴ということかな。評価のためではなく、個性に合わせた指導を行うためというのであるならば、それは警戒する必要はないのだが…見え見えでやっているのだから、学生は萎縮するので、逆効果じゃないかな。それとも、わざと分かりやすくやってるのかな。
オープニング曲前には、「ここに全て書いてある。ハハハハハハハハ!」なんて舞の想像する小芝居を入れてるから、小ネタ消費で終わりかな。ただ、都築ポイントについて、中澤のもたらす情報が中途半端であったため、水島に「分からんのかい!」と言われ、倫子に「ばかばかしい。聞いて損した」と言われながらも、チームメンバーがその後の行動に影響受けるの、面白いというより何か悲しい。
柔軟性ある吉田君、調子者の水島、家族を愛する中澤
…という表の顔だけでないことも滲ませる。人の数だけ人生はあるし、それぞれの人の中でも複数の自分がいるということを1回15分の中で描く、良い視聴者向けメンバー紹介回だった。
吉田だけは現状、裏の顔があるようには描かれていないな。
クリスマスパーティとか言い出す単純発想の舞
いや、発想単純過ぎる。仲が良くなるには単純に会う時間を長くすれば良いと言う考え何なの?しかし、舞としては柏木と倫子の関係を良くすることだけ狙ったであろうパーティが、他のチームメンバーとの少しのイザコザという本音のやり取りも伴う親睦を得られた。結果オーライか?
私の実家の隣、お好み焼き屋さんなので
それ、クリスマスパーティにお好み焼きを焼く理由になるのか?実家がお好み焼き屋ならともかく、単なる隣人なのに。
ともかく、クリスマスパーティを開くというだけでも変わり者だが、そこでお好み焼きを焼くということも加わって、舞がなかなかのキャラであることはチームメンバーに印象づけられたと思う。こいつはヤバいと。
都築教官、乱入
こういう人来ると、場の雰囲気が全く変わるはず…で、ホントにそうなってる。都築教官のもてなし会ではなかったはずなのに。ただし、それを利用して柏木と倫子の歩み寄りを試みる舞、策士というかリスキーなことするな。
舞は前しか向かない
柏木の方から折れてしまうかなと思うほど、舞のメンタルは強すぎるように見えるのだが、どうなのだろう。
柏木に対しても倫子に対しても、その言動に何も思わないことはないけれど、しかし後ろは向かない。舞は、前向きになりたくてもできないという感覚に今後なることはあるのかな。
柏木、陥落?
舞のお好み焼きに胃袋つかまれたか。理屈をこねてくる相手には、食欲という本能に訴えた舞の作戦勝ちかな。ちょっと陥落するの早過ぎると思うけど…まあ、まだストーリー展開上、多少は抵抗するのかな。
焦げてしまったお好み焼きに心底がっかりしため息をつく柏木
舞がなんぼでも焼きますと言っていたので、最後の一枚ということでもなさそうなのに。
しかし陥落するの早過ぎないか?もう少しツン成分維持しないと!…と思ったが、『舞いあがれ!』は何でも展開スピードが速いのだった。柏木のデレも登場から3回でチラ見せするのも、そりゃそうか。
飲んでるシャンパン
モエ・エ・シャンドンぽい。シャンパン風ではなくちゃんとシャンパン開けてるな。なにわバードマン時とは違う。
結果オーライのチームビルディング
色々あったが、寮内とはいえ学校の外で、6人が揃って会話する機会が得られたということで、今後、チームで課題を取り組む際等に良い影響を及ぼすだろうと思わせるに十分なエピソードだった。柏木が軟化するの早いとは思うけど。