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【鎌倉殿の13人】(47)尼副将軍実衣誕生も政子の謎演説が最後に全て持ってく


尼副将軍実衣がオープニングで誕生したと思ったら、ラストの尼将軍政子の謎演説が全てを持っていく。これは仕方がないが、全て鎌倉に奪われ、政子に命を救われた実衣は、もう、政子どころか、義時に対しても何も言わない。

オープニングからいきなり実衣の顔色が良くなっている

前回命拾いした際はかなり老けていたのに。

兄弟4人でいるとき、実衣は義時の目をずっと見ているが、義時は視線を外したりしてる。会話も義時の方が実衣に対し下手に出ている感じ。力関係が変わったということか。

実衣から追求を受ける義時

私のこと殺そうとしたでしょう。首をはね

ろって言ったでしょ

と問い詰められる。

言ってない。言ってないよな

と、時房に助けを求めると…時房は明言しない。こういうところ時房は時房。義時が立ち去ってから、「言ってました」と実衣と政子に対し白状しちゃう。しかしこれ、視聴者は観ているから知っているが、実衣にとっては、時房が嘘をついている可能性もあるのでなんとも言えない。だからどっちでも良いという実衣の考え方はこの時代としては正しいように思う。

ところでこのシーン、とんでもないこと言ってるはずなのに、よくある軽い兄妹喧嘩にしか見えない。鎌倉マジックなのかな。

立場は人を変えるな

…と義時を諌める?三浦義村。なぜか上半身裸。良いこと言ってると思うのに、なんで裸?

これ、女性俳優が下着姿もしくは水着姿で似たような感じだと問題になると思うが、男性俳優だと何故問題ないのかなとも思う。不要な肌の露出と言えると思うのだが。

我が妹、愛しき実衣

これからも鎌倉のため尽くしてくれ

を実衣の手を取って言う。

焼け落ちた内裏再建

後鳥羽上皇の要請を受け入れるか否かについて、政子は鎌倉を先にして内裏を後回しという判断をする。サラッと言うが、根本の発想は義時と同じかな。

勘の良い泰時

後鳥羽上皇の狙いを読み切っちゃうの流石。

また三浦義村が動いている

しかし義村はいつも最後には義時側で立っているのだよなぁ。

のえに釘を刺す実衣

大きすぎる望みは命取りになりますよ、この鎌倉では

昨日の今日ではないが、前回あって今回このセリフを実衣に言わせるの震える。

北条義時追討ののろし

ああ、後鳥羽上皇は、義時しか見てないかぁ。後ろにいる政子が鎌倉で一番の曲者なのに。

京都守護伊賀光季を討ち取れとの後鳥羽上皇の命令

伊賀光季は、のえの兄。この回の中で、のえとのえの父が、伊賀光季が京都守護になったことを義時のおかげと例を言う描写があったが、こうなることが分かっていて京都守護につけたのかと言うことになる。確かに義時追討に絡んで伊賀光季は殺されているので、光季の運命の落差が激しい

上皇の院宣

これが三浦義村名指しで出されたことに義村のプライドをくすぐられたが、他にも何通も発せられていると分かった瞬間に義村はムッとする。プライドが傷つけられたと言うことかな。後鳥羽上皇、やり方まずいな。おかげで院宣を義時、政子に渡してしまう。結局、8通もあったのか。

泰時が朝廷と戦おうと言うが…

義時は、反対する。これまでの泰時・義時では、逆のことを言っていた気がするなと思っていたら、泰時に義時の跡を継がせる発言が飛び出す。これが義時の本心かな。

義時は、口では鎌倉を守ることが重要と言うことだが…義時の言う鎌倉は、義時の保身そのものではなかったのか?もう分からん。これは単純に上手に泰時に世代交代が出来るチャンスと義時は考えたのだろう。

で、義時はどうやって身を引くのだろうかが、ポイントになる。

時房、記念に院宣をもらって良いかと義時に聞く

うわ、何かに使いそう…と思ったが、義時は首を横に振る。時房もなかなかの人だ。

立ち聞きするのえ

泰時が義時の跡を継ぐと聞いてしまった。それで泣く。それは良いが、こうも簡単に重要なことが盗聴されるのは問題ではないのか?

謎演説

あれ?あれ?肝心の御家人の心を揺さぶるところが、なんか違うのではないか?あれ?頼朝の御恩とかどうなった?鎌倉を守るためではなく、義時を守るための演説だぞこれ。

政子・実衣と義時・時房

政子と実衣は、実質的に子供を義時に殺されている。一方、義時と時房は、政治的な流れの中で子供を失ってはいない。この違いが、なんというか引っかかる。