金曜日だからか、消化試合みたいな回だった。昨日までに色々進んだからなのかな。ハラハラを次週、次回に安易に持ち越さない相変わらずの『舞いあがれ!』のスタイル好き。
そしてスローな感じで、舞が東大阪で築いてきたこれまでの関係をグシャグシャにするようなことし始めた。ただし、これは異性と付き合う時には必要なこととも言えるか。
やはり岩倉家のシーンが来たか…
しかし、舞、友達と言って柏木連れてきたぞ!
うーん、気まずい雰囲気。そりゃそう言う展開になるか。どこまで計算してるんだろ。舞ではなくて、制作が。柏木は最初から交際してることを言おうとしてたみたいなのに。
仲が良い友達という舞による柏木の紹介は、父浩介には1000倍膨らんで色々想像しちゃっただろうな。しかし舞は親に「友達」と紹介したことを柏木に詫びているし。これは、友達を連れて行くとしか連絡していなかった舞が悪い。制作は、使い古されたあざとさ感出してくるな。父と柏木にとっては針のむしろ的な帰省祝いの場。帰省祝いというのも取ってつけた様な理由づけにしか見えない。舞、人の心をえぐる策士かもね。
舞は柏木を自宅に連れてくることに対して、舞い上がってはいないが、恋愛に慣れていない。しかし、ちゃんと対応しようとしている風でありながら、結果としては悪手を打ちすぎてる。
意外に人付き合いができる柏木
意外でもないか。しかし、愛想良いのは、年上だからか、それとも舞の父がいるからか。東大阪では愛想良すぎ。こういうところが柏木のそつのなさかな。観てるこっちが邪悪だから、柏木は腹の中で何考えてるのだろとか思ってしまうんだけど。
寮の部屋で色々教えてくれて
確かに、柏木は一人部屋だし、"色々"となるとピクッとするのは仕方ない。それにしても、これを朝ドラで主人公に言わせるの、さすがにやりすぎ。そんなに攻めるというか悪ふざけするなって…舞ではなくて制作が。
そんな舞さんの姿に惹かれて…
何でこれ言っただけで場が凍りつき、母めぐみから、詰められなあかんのか?とも思ったが、これがけじめということね。曖昧なまま"友達"で通すなら通すで良かったが、踏み込むならちゃんと踏み込めと。しかし、柏木可哀想。結婚するわけでもないのに、匂わせだけで良いじゃないの、周りは自分より大人なのだから、察してあげても良かったのではないか?とも思う。そもそも最初は自分から交際していると言おうとしていたのに舞が友達と言っちゃうから。結局、大勢の人の前で付き合いを告白することになるし、浩太はそれを立派とか言わされるし…無茶苦茶。しかし、柏木が無理言って東大阪に来たとも言っていて、舞が変に友達としか紹介しなかったことがダメだったのだよなぁ。柏木は最初から舞と交際していると言うつもりだったのだろうな。初対面で「どうも初めまして、お父様」と言っているし、「舞さんとは、こう…」と言ったのも「交際させてもらってる」とか言おうとしてそうだし。これ全て舞をポンコツにした制作の悪ふざけと思ってる。
うわ、柏木と貴司を対面させるか…
短歌の話も出すし。舞、基本的に状況が分かってない。一人になった時、ニコニコしてるし。ダメだ。ダメだなぁ。そこまで舞は察する能力がない設定なのか。
一方の柏木は即座に何かを察して防御に入るし、貴司は何考えてるか分からん感じ出してる。
舞の罪は深い。
変なというかありがちな恋愛ドラマ的描写がキツくなってきた感
別にありがちな描写は良いのだけれどやりすぎではないかな。
ここで、ダークホースの一太待望論出てくるな。出てこなければおかしい。(個人の感想です)
名神プレステックの売上動向を聞いてきてくれ
…と社員に言われる浩太。これはリスクだな。新工場完成して大きな借金がある中で、リーマンショックが来るぞ!そして、日航破綻も近い。
2007年12月
遂に浩太さんの新しい工場が稼働し始めました。自動車向け部品の製造に参入するため、最新の機械を導入し、従業員の数も、大幅に増やしました
ああ、リーマンショックは、2008年9月。1年を切った。
工場を新しく作ったことだけでなく、最新の機械の導入、従業員数の大幅増も負担になる予感。
今回、一番大人だったのは、柏木かな
…と思ったが、貴司との対面で、ちょっと感情出ちゃったな。
キャラの無駄遣い回
柏木と浩太のキャラの無駄遣い回。あ、貴司も。もったいない…というか、舞のキャラが一番消耗した感じ。今後の恋愛要素の足かせになりかねない回ではないか?