IWAKURAの危機のストーリーは続く。今回は特に舞は本筋と全く絡まない。絡まないからこそ、そのうち来るであろう舞が物語の中心に戻る時が、ポイントになる。しかし、舞が跡を継ぐという展開以外浮かばない。まあ悠人が跡継ぎというのも考えられなくはないけど…やはりないな。
- 柏木生存確認!
- 携帯ストラップ、お揃い?
- 間に合わない!
- 女性社員山田
- "まだ何か手ぇはあるはずや。諦めたない"
- 結城がええこと思いついたから新しいネジの試作品は合格?
- 取り組んでいるのは太陽光発電用のネジ
- 『うめづ』のカウンター
- やりたいことを選んできたと言うより流されてきた舞の人生
- やはり舞が跡を継ぐ展開かな?
柏木生存確認!
入社して立派になってた。
まだ研修中だが、国内の空港にいた!
パイロットにはなるんだよな?
言葉を選びながら聞いているように見える…が、そうでなく、気持ちが離れているとも思える微妙な感じ。なんと言うか終始彼女と話している感じがしない。
「パイロットにはなるんだよな?」という言葉の意図が分からない。これ、舞がハカタエアラインの入社を辞退するかもと思っての言葉なのかな。
柏木がいる空港に流れるアナウンス、日本航空だった。これを仄めかしと取るならば、来年1月の日航破綻で柏木の身に何かが起こる。
携帯ストラップ、お揃い?
舞と柏木、お揃い。
間に合わない!
間に合いません。今、人員整理進めな工場が持ちません
と言う古川。しかし浩太は、
これ以上、従業員は切られへんね。
と却下。めぐみが突然現れ話は終わる。古川、今度はめぐみにそれを話す。古川ブレーン的な振る舞いなのだけれど、IWAKURAに悠人が関与してきたら、得意分野が悠人と被るので、リストラされる気がする。
これは、外から見ると会社が突然死するように見えるパターンになるのかな。悠人も古川も規模縮小、手元の現金を増やせと言っているのだが、浩太はその意味が分かってなさそう。
古川が間に合わないと言ったことが、悠人の露払いになるかな。悠人がアクロバティックな解決方法持ってきてくれないかな…とすがる気持ちで観ている。
女性社員山田
頭いたいアピール!合コンアピール!嫌味も健在。
お嬢さんが辞めんのが先か、私が辞めさせられんのが先か…
なんでこんなに嫌味なのだろ。しかし舞が知らない追加リストラの噂をする。知らないと言うことも含めて、舞は一人だけ救命胴衣着ているという表現は、間違ってはいないように聞こえてしまう。客観的には攻撃力高いセリフなのだが、ただ、舞には思ったほど効いてなさそうなんだよね。
山田が来る直前、舞が自分の肩を叩こうとして、山田の姿を見て止めるの何とも言えない。
しかし、山田がなんと言おうと、浩太が舵取りを間違えたら、舞の救命胴衣は役に立たないことは確か。山田より深い海に沈む可能性はある。ただし、岩倉家には長男悠人がいるのだよなぁ。両親に対してはともかく、舞に対しては悠人は激甘なので、やはり舞は安泰。つまり山田が正しい。
"まだ何か手ぇはあるはずや。諦めたない"
この考えで浩太が粘ったために、傷つく社員が何人も出てくる可能性はある。
これをめぐみは受け入れてしまう。ダメだ。しかしわこれはドラマ、その直後に、浩太が胸の痛みを訴える。そういうことなのだなぁ。浩太が倒れ、会社経営できなくなる近未来しか見えない。跡を継ぐのは…という展開だなぁ。舞と言いたいところだが、悠人かなぁ。悠人が来ると、仕事が悠人と被るので、古川がリストラされそうなのだけど。
結城がええこと思いついたから新しいネジの試作品は合格?
何その"ええこと"って…。ドラマの組み立てとして、ちょっとダメな展開。ただ、その後、結城が退職願い出すのはドラマの流れとして良い。それでリストラ1人分達成できたことになるのだから。合わせ技でならギリ許容範囲かなぁ。
結城の思いついた"ええこと"って特許になるようなことでは無いのか?なら、権利関係しっかりしとかないとダメだぞ。IWAKURAにとっても結城にとっても。
取り組んでいるのは太陽光発電用のネジ
太陽光発電に使うネジというジャンル的には時代的にみて期待できる分野だが、会社自体の体力と浩太自身の体力が持つかというところに来ている。これは、前者はうまくいくが後者は…ってなりそう。
『うめづ』のカウンター
座敷ではないので、梅津夫妻が登場。中の人のスケジュール次第なのね。
やりたいことを選んできたと言うより流されてきた舞の人生
やりたいことをすれば良いというようなことを祖母言われたことを守った舞は、やりたいことをやっているというより、人の話や時代に流されまくる人生になっているのではないか?
少なくとも、大学入学後からの舞は、やりたいことをやるというスタンスは守っているが、航空工学を学びたい→なにわバードマンで人力飛行機のパイロットになりたい→職業としてのパイロットになりたい→親の会社を助けたい…と、時々のやりたいことが変わってきたが、それほど困難なくやりたいことをやってきた。このようなやりたいことが移り変わるのは学生なら普通のこととも言えるが、悠人は大学在学中から投資し今に至っており、それで生計を立てている。しかし舞は、それらをどれも極めておらず、それで生計を立てるところまで至っていない。パイロットは資格取得まで至っているのに。今は家業を手伝っている。このまま日航破綻が起き、その影響で舞の就職も白紙になったら…次は何がやりたいことになるのだろう。今のところ、IWAKURAを継ぐことがそれになりそう。
しかし、結局、祖母祥子が舞の生き方を縛っているかもしれないと思う。
やはり舞が跡を継ぐ展開かな?
ここ最近の展開見るとそんな気がする。