小さなおふざけを積み重ねた全体の物語のトーンを見ると、少なくとも導入部では、家康の幼児性というか、無邪気さというか愚かさというか…そんなものを描こうとしているのかな。信長の話に良くある、うつけだった殿が実は…みたいなパターンの家康版を描こうとしているように見える。
始まり方
まずオープニングの"語り"の口調が軽い。内容は普通なのだが口調が軽すぎる。家康のことをヨイショする内容だが、動画で描かれる実際の家康は…みたいなギャップの"語り"。次にオープニング曲後は、家康の人形遊びシーン。
関口氏純の娘、瀬名
一気に二人を近づけるなぁ。かなり強引。何で瀬名は家康にこだわるのだろう。一目惚れなのかな。そうなら仕方ないが、強引すぎる近づけ方。
帰郷時の民衆の声
一目見た時、何じゃ、源頼朝公が天から降ってこられたかと思いましたぞ!
大河ドラマの前作の登場人物に触れる小技を見せてくれる。
力も弱いし、心も弱いし、お腹も弱いし
瀬名、家康のこと「お腹も弱いし」って言った!
瀬名が賞品の勝負
実は強い家康。ん?やはり信長的なうつけを演じるやつなのか?
今川義元…瀬名と家康のことを何をどこまで知ってるの?
これも政略結婚になるのかな。というか、政略結婚ということならば、瀬名もグルなの?ん?瀬名の方から家康に近づいているし、そういうことなのか?
竹千代
家康の嫡男の幼名。家康の幼名も竹千代。
王道と覇道を語る義元
陣中見舞いに来ての演説、上手い。甲冑一式も与えて鼓舞。言葉を贈り、物も贈る…義元の人心掌握術。これ、家康は経験として学んでそう…でも、義元、直ぐに討ち取られるのだけれどね。
今川本陣にいなかったことが幸い
最悪なようで桶狭間の奇襲を受けずに済んで、家康はとりあえずはラッキーだった。すぐ信長が迫ってくるけどね。