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【相棒21】第12話 偽装親子の逃亡のようで実は追跡回


偽装親子の不審な行動は、殺人事件の容疑からの"逃亡"ではなく、その逆で、実の父親探しの"追跡"だったというの、楽しかった。

設定の勢いで押していくストーリーなので、伊丹たちの出る幕は少なかったのは残念だが仕方ない。

亀山家の夫婦喧嘩の原因

食べ物の恨みは怖い。ホント、怖い。しかし夕食にハンバーグ食べた翌朝にホットドッグ食べるのか。亀山、若いな。それにしても、美和子さん、めんどくさいな。食べたかったら最初に言えと思う。

とにかく怪しげな偽装親子

怪しげな親子が乗ったのが、怪しげな特命係の車。これは謎の立ち上がり。子供連れの男が殺人現場から立ち去るとか何なの?異次元の設定。

目撃証言

外を見たら男が子供の手を引っ張って走っていく後ろ姿が見えました

と言って映されるのが、子供が大人の手を引いてゆっくり階段を降りる後ろ姿なの暗示的で良い。なんだこの口調は優しいが顔つきの怖い目撃者は。

ラストで犯人が偽装親子に「顔見られてるからな…このまま帰すわけにはいかねえな!」と言うの、そのまま右京と亀山のことになって犯人に帰ってくるの良い。

警察手帳持ってる亀山

正式に嘱託から警察官として再雇用されたからね。

何やかやと住所やら氏名やら勤務先を書かせる亀山

上手い!書いた内容が正しければ貴重な情報だし、嘘なら怪しいということになるし。まあ、自宅で書かされているのだから、あまり嘘は書けないとは思うが。

少年、ジュースの王冠開けるのに戸惑う

経験ないだろうからね。

このシーン、少年はテコの原理に気づくほど賢い子ということなのだろうな。

それより、開いた時に王冠がうまくガラスの中に入るの、どうやって撮ったのだろ。小技効いてた。

何か精神的に強い少年

武志くん。強すぎる。しかし、犯人からの電話に易々と引っかかっちゃう。いや、武志くんなら、そんな怪しい電話には引っかからないと思うのだが…父親のことを思うばかりにということなのかな。武志が父親などどうなっても良いという感情と、父親を頼る感情の狭間にいることを表しているのかな。

都合よく道に現れる近所のおばちゃん

何で『相棒』では、良いタイミングで歩いているおしゃべりなおばちゃんが、たまたま捜査中の家の前を歩いていて、右京たちに声をかけ、右京が欲する重要情報を話してくれるんだろ。

武志少年と亜紀

武志少年、大人びてるというより、大人。

亜紀は武志の前では大人の振る舞いをするが、南野との絡みでは子供のようなところもある。

そんな2人がご飯を食べるシーン、何か大人のディナーシーンって感じ。並べられているのも栄養的にバランスよくて種類も多くて良い食事。

南野…麻雀ほんとに強かったのね

言行一致で麻雀に強いところを、わざわざ描くの律儀。雀荘のシーンは雀荘である必要なかったからね。

亀山夫婦の喧嘩、南野と亜紀の喧嘩、武志の両親の喧嘩

今回は男女の仲にある2人の喧嘩多すぎ。

最後の謎解き部分、説明的すぎるな。

設定の勢いが全ての回だったからか、クロージング部分は少し説明的になった感じがするが、楽しめる回だった。