Golden Time

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【舞いあがれ!】第71回 何でそうなるの?とんでもないこと起きた


『舞いあがれ!』は、問題を先延ばししないところが好きなのだが、リストラする社員の再就職先は手品のようにあっさり決まる。しかしそれ以上に酷いのが柏木の扱い。確かに物語を進める上ではもう不要なのかもしれないが、理由とも言えない理由であっさり別れるし、なにこれ?って感じ。これは問題解決して先へ行くというのとは違う変な展開。

ただ、舞がなにも分かっていないのに突き進むことは引き続き描かれている。これは今後どうなるのだろう。

舞がリストラ社員の再就職先探し

これに無理があるのは、めぐみはまだしも舞はIWAKURAのこと社員のことをまだよく分かっていないだろうになぜやろうとするのか…ということ。しかしあっさりオープニング明けで決まったことになっている。

あれ?舞はネジの箱詰めしているけれど、リストラに動いたり、再就職先探したりしてるし、無給だから、IWAKURAの社員ではなく、経営側の人間か?専務とかなのか?え?

めぐみと舞、やりたい放題に見えてきた。早く悠人入ってあげないと、IWAKURAも2人も滅びそう。

舞のアプローチ

小森さん:前の社長は、こんなことせえへんかった

舞、色々知らずに何も考えずにナチュラルにダメなことしてる。小森さんをリストラすると決めたからリストラする…程度に考えてアプローチしてるのダメだわ。笠巻と話してようやくそれに気づくが…また笠巻出てきたよ。何かもう自分の中で笠巻のイメージが変わりすぎちゃってダメだ。

小森さんの「前の社長は、こんなことせえへんかった」は、めぐみと舞はしっかり理解すべきだが、できないだろうなぁ。

舞は小森の再就職先探しを勝手に進めているけど、めぐみはどこまで知っているのだろう

小森を脅していることになっているな。しかも戻ってきてもらえるように精一杯頑張るとか言ってる。舞、色々あかんこと言ってる。自分の会社が苦しい時は職人を他の会社に預け、楽になったらまた戻すなんて、最初からそう言っていなければ相手の会社を馬鹿にしてることになるから。

これ、めぐみが知っていて舞のみにやらせているように見せていたとしたら…とんでもない母娘ということになる。めぐみは社長として、「強引には、進められへんしなぁ」と分かっている。だから別働隊として、無知な舞を使って従業員を追い込むことしているわけだから。

結局…

リストラがうまく行ったのは、浩太の人徳ということか。浩太、技術とかなさそうだったが、勢いと優しさはあったからな。それが死後も生きていたということか。

ハカタエアライン内定辞退すると言う舞

柏木に伝える形で初めて視聴者にも明言する。

手伝う、助ける、頑張るしか未だに言えない舞が何を言ってるのだろうと思うが。

柏木…しかしもう直ぐ日航危ないぞ。ひぐらし鳴いているから、あと半年切ってる。

今パイロット諦めたら、きっと後悔する。違うか?

という言葉、半年後に跳ね返ってくるぞ、多分。そして舞は辞退しようがしまいが、ハカタエアラインに入社できなかっただろう。となると、自分から辞退しなければ違約金?みたいなのハカタエアラインから貰えたと思うから残念。

あれ?別れ話?

柏木:そう言う舞だから…。好きだった…。短い間でも、一緒に空を目指せて、幸せだった。

舞:ありがとう

柏木:頑張れよ

舞:柏木さんも

え?どういうこと?二人ともなに言ってるの?目指すものが違ったから別れるの?どういうこと?え?理解できない。ハカタエアライン辞退すると別れることになるの?え?どんな関係だったんだ?

柏木…恋人ではなく、同志が欲しかったのか?

このドラマ、恋愛の描き方おかしい

大学時代は全く恋愛の感じがなく、航空学校時代も最初はそんな感じでラスト近くから柏木が来て、最後の最後に柏木とイベント的デートして、直ぐ遠距離恋愛となり、ハカタエアラインを辞退すると決めたら途端に柏木と別れる。制作が原因か舞のキャラがそうなのか分からないが、舞の恋愛観、着いて行くの難しい。

めぐみの性格

浩太が工場新設する時にめぐみは財務的な理由で反対していた。しかし浩太の思いを受け入れて工場新設を認めた。

浩太が亡くなり会社を畳もうと決めた。しかし支えるから助けるから続けようという舞の思いを受け入れて経営続行を認めた。

めぐみ、決断しているようで、身近な誰かの思いに流されているだけではないか?

そして、その血は舞に受け継がれている気がする。

相変わらず『うめづ』は満席

リーマンショックをものともしない。飲食業は強い…ということか。2020年まで維持されていたら、どうなったかは分からないけれど。2009年は安泰。

これは貴司には好都合だね。リーマンショック有っても貴司はきままな旅を続けられる。

ご都合主義に走り始めた

これ、リーマンショック後の会社の危機という、視聴者に未だリアルな記憶のある出来事を扱い、しかも筋書きはあるのでそれに合わせて枝葉は簡単にあしらいたいという考えが、ご都合主義的に見えるのではないかな。『舞いあがれ!』のリーマンショックは今のところ、舞がパイロットを諦め、母と父が遺した会社を守る話のネタでしかないのではないかな。それならば、そのきっかけになる部分は早々に消化しないとね。

次週予告における悠人

悠人、来週は工場取り壊してマンションにしないかとか言い出すみたいだな。これまでは売れとしか言っていなかったが、具体的な話を出してきた。こういうの大きい。

舞の暴走…というよりめぐみの暴走

舞は、IWAKURAの経営側でないとできないことをガンガンしてないか?給与はもらってないと言っていたが、役員報酬をもらう予定とかなの?

信金がまだ騒いでない

支店長が色々言っているが、あの程度で済んでいるということは、あの工場、余程の価値があるか、それとも浩太の生命保険金がかなりの額なのかどちらかだろうな。会社は行き詰まったらガンガン負債増えていくから、あんなに物分かり良いのはまだまだ余裕あるということだろう。浩太が生きていた時の方が生命保険分ないので厳しかったと言えるかもしれない。