IWAKURAの経営不振は、浩太の死をはさんだとは言え、航空学校以前のスピード感とは違う、引っ張りすぎな感じになってきた。悠人、もう何か行動起こしてくれ、別に強引に会社を売っちゃって良いからさ、と思えるほど話は進んでいない印象。
というか、めぐみと舞が、経営素人なのに行けるとこまで行くと腹を括ってしまったので、今更悠人がIWAKURAを救う名目が見つからない。親孝行?
"向かい風に立ち向かう舞ちゃんとめぐみさんの挑戦が始まりました"
このナレーション、ちょっとおかしい感じ。
始まりました…ではなく、ずっと続いている向かい風の勢いを自分たちで増して挑んでいる印象なのだが。IWAKURA、半年余分に続けたら、破滅の度合いを増すだけで終わる確率が非常に高く思えるのだが。悠人はずっとそれを言っている。浩太が課題を解決策ないまま亡くなっており、外的要因が劇的に改善しなければ終わる。
劇的な外的要因あるの?
バラモン凧に行ってきますを言う舞
浩太の遺影には言ってるのかな。
半年の返済猶予
強固な経営基盤を作り上げて、経営を立て直さなあきません
だから経営を立て直さないとダメだと。でもこれ、浩太が生前からやろうとしてて、できなかったこと。どうやるの?
お嬢さん扱いからの脱皮
会議で舞がスーツだった理由は、パイロットを諦め、IWAKURA立て直しに参加することの意志表明なのだが、発表前には、今まで通り作業服着といた方が良くないか?社員の印象悪いと思うよ。
ハカタエアラインの内定辞退を肯定する祥子
祥子は否定はしない。よく決心したとコメントしている。人の決断を否定しない祥子のスタンスは徹底している。めぐみの駆け落ちが今も効いているのだろうな。そして、舞は長年の努力を積み重ね1つのことを極める人生ではなく、その時その時にやりたいことをする生き方をしている。そう言う舞が、職人集団のIWAKURAの社長の娘として働くところが今後しばらくの見どころなのかな。
朝陽、ほんの少しながら再登場
朝陽くんは、これからもっと話に絡むかな、それともフェードアウトかな。工場に関わる舞には、朝陽くんはあまり関係なくなりそうだな。
ただ、前回は朝陽くん出たら浩太が亡くなったので、今回朝陽くん出たら、また良くないこと起きるかな。
晩ご飯は一緒に食べよな
舞がめぐみに言う言葉。これ、何かのフラグになるのかな?
"社長になったばかりのめぐみさんは、金融機関に出す書類作りに追われ、営業にまで手が回りません"
このナレーション、明確に危険なフラグ。営業で問題が起きますとしか解釈できない。日々の作業に忙殺されて、あっという間に半年の期日が来るパターン。浩太も経理の古川もいない今、素人にはできないと言う内外の言葉は正しいとしか言えない。
"手分けして回った方が早いやろ"
え?え?藤沢さん、それ、無茶だろ。一度も営業したことのない舞に一人で飛び込み営業しろとか。藤沢さんの感覚おかしい。顧客リストの半分を捨てることと変わらないと思うのだが。
こういうところにも、めぐみの社長としての管理能力が出ると言うことかな。いや、藤沢の感覚のおかしさは浩太の育成の問題か。
藤沢が営業ということの不思議さ。浩太は藤沢のどこに営業の素質を見たのだろう。
営業の藤沢に対するめぐみの考えのなさ
舞に営業の基礎を教える気が全くないのは、藤沢は、自分が取れないのに舞が受注を決めてくると自分の面目が立たないと考える可能性あるから、舞の成績も藤沢の成績になるということを、めぐみは言うべきだった。というか、めぐみは、ひょっとして、競わせた方が良い成果が出ると思っているのかな。
長い付き合いの取引先から厳しいことを言われる舞
長い付き合いがある先だからこそ、その意見を厳しく受け止めないとということか。
これ、取引先にしてみれば、危険な先と取引すると自分のところが危ないからリスクから見て仕方がない。社長が倒れ、経理が去り、生産管理の人間はリストラした。それを聞いたら助ける気があるか、過去に大きな恩がない限り発注を躊躇うのおかしくない。
それで、ネジの勉強しないと…と舞が思うところまでは良いが、半年の期限があるし、ギリギリの状況。そもそも取引先のプロ相手にそんな付け焼き刃で大丈夫か?
もう間に合わないのではないか?
舞にもめぐみにもプロフェッショナル感が無いのだよなぁ。ただ、浩太にもそれは無かったが。
舞、結局、社会人として身につけるべきものを身につける機会を失った
素人社長の横にいることしかしていない。女子社員山田や営業藤沢といても、仕事の進め方で得られるもの少なそうだし。