前回の絵画切り裂き殺人はストーリーのまとまりを感じなかったが、今回は流れが素直すぎ、まとまりすぎでドキドキが足りない感じで、もっと満足したい…と思っていたら、後半のパズルの組み立ては大満足。犯人の動機は微妙だけれど。殺されることを望む人には、死なせないことが"殺す"ことになるという逆転の論理に納得できるか否かで満足度は変わるのかな。
美和子のおかしな行動
取材とはいえ、どうして応答ない家の中に入っていっちゃうかな。「インターホンをね、押したんだけど誰も出てこないから、なんかおかしいと思って」、ここまでは良い。しかし何で、「家の中、入ってみたのよ」になるのよ。
獄中結婚
財産家の通り魔殺人犯と獄中結婚した女…こういう形で謎が出てくるの、まさに推理ものという感じ。まあ、何も関係なく獄中結婚ってことはないよねって目で見るのは仕方ない。
当時5歳の少年
怪しく登場して去って行った。これだけでは全くわからないが、何故か右京がいる時に放火しちゃう。建造物等以外放火罪で1年以上10年以下の懲役かな。