悠人はきれいなジャイアンみたいになっちゃってるわ。憑き物が落ちてる。
ドラマのトーンもほのぼのムードを取り戻した…と思ったら、秋月史子という女が貴司の前に現れるという展開。いやいや、悠人の騒動から見たら小さなこと。容姿は舞に似ていると言えるし、貴司の心はグラつくかもね。
- 悠人がめぐみが作ったカレー食べてる
- 手紙書く、電話するとか言う舞
- 別れの言葉
- 久留美の父とも穏やかに会話
- 懲役3年執行猶予付き
- さりげなく貴司のことを出す舞
- 五島からの電話
- 祥子は悠人の悩みには役に立たず
- さくらのむっちゃん
- なんか来た!
- 貴司を他の女に取られる…という感覚が生まれた?
- 退いてる貴司
- 史子という人物が現れた意味
- ラブコメなの?ラブコメになり得るの?
- 舞と一太
- 悠人は救われたのか?
- 恋愛話に物語は移行
悠人がめぐみが作ったカレー食べてる
そう言えば、以前立ち寄った時もカレーあると舞に言われたが、食べずに帰ってた。この時は恐らく舞が作ったのだろう。しかし今回は悠人のリクエスト。浩太が作ったカレーの話も出るし、父母共に忙しかったから、カレーは栄養もあるし、簡単に作れて簡単に食べられるしで、思い出の味になるのは分かる。
このドラマ、カレーとお好み焼きがほんと頻繁に出てくる。
手紙書く、電話するとか言う舞
メールは何で言及しないの?このドラマ、メールを結構無視してるの多い。
別れの言葉
カレー食べながらだけれど、悠人はちゃんと別れの言葉を交わしている。これまで、特に浩太がいた時は、せっかく家の中に入っても口論してそのまま家を出たりで、ちゃんと言葉を交わさずに悠人は家を出ていたから、かなり変わった。きれいなジャイアンになった。
久留美の父とも穏やかに会話
久留美の父は華やかな時も知っていながら若い時に挫折して今に至る人物。悠人と似ているとも言える。
久留美の父の挫折話と悠人の挫折がつながった。変に財布からお金を出すこともしない。久留美にもお礼の品として『うめづ』のお好み焼きを渡す。これ、『うめづ』に寄っていたことを意味していて、『うめづ』の夫婦とも色々話したのだろうなぁ。貴司とは話したか否かは想像できないけど。
あ、結局、久留美の父の仕事はどうなったのだろう。久留美の元婚約者の口利きの会社に行っていたら、日中に『ノーサイド』にはいないか?
懲役3年執行猶予付き
罰金とか背負ったのね。めぐみは、今こそ、ビリケンみたいな人形を売る時!
悠人のインサイダー取引のエピソード、思ったより淡白に終わった感じはするが、めぐみとも、久留美とも、久留美父にも礼を言ったし、押さえるべき描写はちゃんと押さえてる。
但し、身内周りに謝罪して解決していくのは具体的に描くが、実際に迷惑話をかけた相手やマスコミ、当局等の対応は全く描かないの潔くて良い。
さりげなく貴司のことを出す舞
営業先からもらった水ようかんの1パックを久留美に渡しながら、もう1パックについて、
これは、貴司君にあげよ。
とか言って、久留美も微妙な顔してる。そりゃそうだ、舞、何歳なんだ?幼なじみでまだまだやってくつもりか?これはラストの秋月史子登場のためのフラグ立てだな。
いや、それより、営業先からもらった水ようかんだから、社内で配らないと。久留美と貴司に配っちゃうのはだめだなぁ。
五島からの電話
あれ?半年経ってようやく物産展なのか。一太は、もう百花さんにぞっこんで舞は眼中に無いか。舞は一太に会いたいとも言わないし、一太は大阪に来るのかとも言わない。そもそも舞は一太の名前さえ出さないからね。
祥子は悠人の悩みには役に立たず
これまで岩倉家の悩みに対し、解決を促すような言動をしてきたばんばだが、悠人の困難に対しては、結局、何もできなかった。まあ、それはリアル。流石にばんばの身の丈を超えた難問だったから。
ただ、『舞いあがれ!』では祥子は岩倉家の危機において道筋を示してくれる存在として描かれていたので、少し意外。その役割は既にめぐみに移っていたということに思える。母だからこそ、めぐみが何とか出来た感じだったから。
さくらのむっちゃん
姿を現してちょうだいな!出てないよね?悠人の経営パートナーだった高橋みたいにシークレットか?むっちゃんは声も出てないからな。
なんか来た!
秋月史子?
史子が訪れた時の舞の顔が何とも。もう幼なじみでお茶を濁すことはできなくなった。いや、出来なくするための要員として制作が創造したのが秋月史子。
まあ、終わったらすぐ史子を出すくらい悠人エピソードは深刻だったということかな。
貴司を他の女に取られる…という感覚が生まれた?
これ、舞は初めて体験する感覚だろうな。これまで柏木としか付き合った描写はなく、柏木との間も同志的な付き合いだったことから、初めてまともに恋愛を意識することになるのかもしれない。
退いてる貴司
史子の圧に貴司は退いているように見える。これは、どういう意味だろう。そもそも人付き合いが苦手なのにあんないきなり内側に入ってこようとする史子に驚いたのか、史子みたいなファンがこれまで何人も来ていたのか。それとも舞に見られたくなかったのか。
視聴者視点で見て史子はヤバい臭いしかしない。
史子という人物が現れた意味
これ、会いに来るファンが出来るほど出版社の貴司に対するプロモーションが上手く行ったのか、それとも、プロモーションは上手く行がなかったが、史子がかなりマニアックな人物なので現れたか…のどちらなのだろう。
ラブコメなの?ラブコメになり得るの?
史子の登場で、『デラシネ』という貴司と過ごせる場所が舞だけのものでなくなったら、ラブコメ的には面白いはずなのだろうが、舞と史子ではブラックコメディになりそう。
舞と一太
舞は貴司を史子に奪われ、一太は百花にフラれ…ってなって、舞と一太がくっつかないかな。まあ、確率かなり低そうだけど。
悠人は救われたのか?
単に悪事が発覚して罰を受けた…というだけに見えてしまう。自暴自棄になって雨の中倒れていなければ、久留美の父にも会わず、何も反省しないままになったということは無いのかな。また、あれだけのことで改心できるものなのだろうか。悠人は、これまで以上に、これからをしっかり描くことで魅力を増すキャラだと思う。
恋愛話に物語は移行
ビジネス話は一旦終わって、恋愛話にトレンドは移行かな。で、水ようかんと史子が移行の合図ということね。さあ、どうなるのでしょうね。舞が貴司を性別を超越した幼なじみから、結婚相手の男として見ることができるかにかかっているね。
舞の周りで結婚した人が居ないのなかなかだな。平成末期だから、そういう時代だものね。
考えてみれば、舞の恋愛観、結婚観が分かるような描写って、これまで無かったような。柏木と付き合い別れたのも、いわゆる恋愛という感じがしない描写だった。これ、意味あるのだろうなぁ。
舞と貴司の今後の関係がどうなるのか気にはなるが…ワクワクは期待できない感じ。