Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【舞いあがれ!】第91回 キャラの言葉を文字通り取れない回


編集の人がある意味で優しい人ではないかと思えたり、一太が実はズルい人間ではないかと思えたり、登場人物のセリフを言葉通りとって良いのか否かよく分からない回だった。

三杯目はそっと出し

三杯目を遠慮とかではなく、そもそもさくら、朝ご飯岩倉家で食べてるのか。いや、ホテル戻れよ。きっと朝食付きだろ?

求人サイト登録しても集まらない

IWAKURAも人手不足というやつに悩んでいるということか。これは逆に財務的問題は危機的ではなくなったということかな。

この求人サイトネタ、次回以降に続くのだろうか。それとも時事ネタとして一過性のものだろうか。

笠巻がそろそろ退職する年齢かもしれない。

パンチがない

全体的に淡すぎるんだよ。もっと濃厚な歌が欲しい

編集者の「濃厚」の言い方が濃厚。

もっと濃厚な歌…舞への思いが溢れるような歌かな。しかしそれができたとして、それは貴司の本心なのか、言われて作っただけなのかが分からなくて、舞はともかく史子は混乱するな、きっと。

編集の人、ある意味優しい

編集の人、貴司にとってはキツいこと言ってるのだが、わざわざ『デラシネ』まで足を運んでアドバイスしてる。メールと電話でやりとりできるだろうに。何かのついでかもしれないが東京から来ているかもしれない。気を使っていると思う。

そして、編集の人が何を言っているのか理解できているから、要求を満たす短歌を作ろうと貴司は物産展に行かなかったの。舞もそれを咎めない。二人とも世の中で揉まれたからね。

『デラシネ』に普通に史子がいる

ええっ!しかも編集者に反論してる。ええっ?

貴司のこと先生呼びしてるし。

もはやファンではなく少なくとも弟子だコレ。異性の弟子…か?

当たり前のように『デラシネ』に史子がいること。貴司がそれを認めているということだから、これは恐ろしいこと。毎日来てるのかな、開店から閉店までいるのかな、ランチどうしてるのかな…知りたいことたくさん出てくるわ。舞のこと関係なくあかんと思うよコレ。

小学生が学校帰りに出入りするにはハードル上がったのではないかな。

貴司への史子の侵食を見て舞は微妙な顔してる

相変わらず、あくまで微妙な顔なんだよなぁ。嫉妬して燃え上がる感情とかじゃないの。後の舞の久留美への告白から、意識してそうしているということなのだよなぁ。複雑というよりこじれてる。

『デラシネ』に普通の感じに史子がいるのは、史子ではなく貴司が許容したからだという点が重要で、舞はそれを察する感覚はあるということ。

編集の人対史子

この二人が上手い感じに対立するところが絶妙ではあるが、上手い感じすぎてストーリーのために配置しました感が出てしまってもいる。短歌に関する貴司を巻き込んだバトルはこの2人が担って、舞は蚊帳の外と。主人公は蚊帳の外でストーリーが進むこの感じ、めぐみと悠人がやりとりしていた時と似ている。

そもそも長山短歌賞受賞って…

貴司の短歌そのものだけでなく、仕事をやめ旅をしながら歌を作ったというフレーバー込みでの受賞ということかな。そして、それを貴司はどこかで気づく、もしくはもう気づいている…ということかな。

公開処刑

一太、皆のいる前で告白するのか。これ、一太ずるいんだよなぁ。言われた側は断りにくいもの。言う方は準備しているけれど、言われた方は不意打ちだからね。

これ、一見、一太の公開処刑に見えるが、百花の公開処刑なのだよなぁ。

一太が告白することを、一太だけでなくその場にいる皆が知っていて、告白された本人だけ知らない。百花、怒り狂って退場して良いぞ!しかしそれをしなかったのは、営業職である百花の大人の器量。一太含めその他は皆子どもの考えなんだよなぁ。一太、もう少し大人に描いてほしかった。島に残ったとは言え、高専の時は島を離れていたのだから。

告白に対する百花の営業職的回答

百花は営業職であることを忘れてはならない。一緒に物産展を行った取引先である五島の面々を前に、一太の立場をなくすことは言えない。あの答えが百花の営業としての最善の回答なのだろうなぁ。一太のことを知らないというのは、好きでも嫌いでもないというだけのことだから。

正面から切り込む久留美と正面から返す舞

好きだからこそ付き合わないのだと言ってる。分からなくはないし、柏木を例に出してくると久留美も反論しづらくなる。ただしこの論法でいくと、舞は恋愛結婚はしないと言っているようなもの。婚活アプリで結婚するのかな?

舞はこのまま貴司と友達で終わるのが、人格的に正解な気がする。誰かに言われたり、何かを見たりしても、人のこの辺りの考えは変わらないように思うから。というか、変わらないことが自然に思うから。

秋月史子という起爆剤

突然現れた秋月史子って、連続ドラマでよくある、最終回近くなのに、さしたる盛り上がり要素がない時に多用される主人公やその周辺人物に起きる突然の事故や病気みたいなものではないか?史子に外部から強引に引っ掻き回してもらわなければ、舞は恋に目覚めることはあり得ないと制作が考えたということ。連続ドラマなら、日々の積み重ねで恋に落ちるのがベストなのだけどねぇ。制作諦めちゃったのかな、それとも史子はめくらましかな。

史子は貴司が好きとは言ってない

貴司の作る短歌が好きと言っている。流石言葉を研ぎ澄ます歌人志望者だけあるよ、史子。脈がなくなったと見れば、いつでも逃げられるし、逆に隙あらばいくらでも接近できる言い分だよね。

一太が告白したタイミングはドラマ的に計算されていたのね

舞が友達でいたいから先には踏み出さないと言うの、互いを知るために付き合いをこれから始める一太と百花と良い感じで対比になってる。

貴司が売れるための短歌を作ること

貴司が長山短歌賞に応募を決めたのは、具体的理由はともかくとして、抽象的には在野の歌人で終わりたくないと思ったからだろう。だからある程度ニーズに合わせた短歌を作ることは覚悟しているはず。これを史子は嫌うだろうが、在野の歌人で良いならそもそも短歌賞に応募する必要もない。

貴司また追い込まれるのではないか?

システムエンジニアの時も、WEBページ作るのは楽しいとか言ってたが、結局おかしくなったみたいに、好きな短歌でまたおかしくなる可能性は有る。

貴司が好きなように短歌を作る生活をするためには…

貴司は、出版社から離れて、ネットで短歌サロンやれば、成功するかもしれない。IWAKURAの初期のネットのサイトを作等ことができるし、短歌もレベル高いならファンが集いそう。

貴司、サロンはまだ早いとしても、ルックスと経歴から、ブログかyoutuberとかならアイドル歌人としてアクセス数稼げると思う。ネットなら出版社経由より自由度も高く人気も出そう。

ご近所の噂

『デラシネ』に貴司と舞が二人きりでいても、生まれた時から隣家の幼馴染だから、万一男女の仲になっても腐れ縁だからねで済むけど、押しかけの史子の場合はそうはいかんのよ。

来週の頭あたり、『デラシネ』に新しい若い女が出入りしてるよ…という噂は、貴司父母の耳にも入るころかな。そういうの面倒だから描かれないかもしれないけど、これ、街の噂になったら、『デラシネ』に寄らせている小学生の親は、即座に出入り禁止にするな、きっと。