Golden Time

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【舞いあがれ!】第100回 イベント企画夫婦の誕生…しかしやりたいことはそこなのか?


『舞いあがれ!』では、舞の夢の変質…というか舞自身がやりたいことを見つけ、それをある程度やるが途中でやりたいことが変わり、それの繰り返しを描いている。とにかく1つのことを完了させないのに定評がある舞さんなのである。

何か新しい課題を課題として認識すると、そっちに行きがちなのだが、今一番ありそうなのは、子供が生まれること。そうすると100%育児の子育て全振り舞が見られそう。[:contents]

父浩太は大きな夢を持っていた

父浩太は航空機部品を作れる会社にしたいという明確な夢を持っていた。しかし舞は志半ばで亡くなった父の夢を実現したいということで突き進んだこともあったが、舞自身が何かを成し遂げたいという明確化された夢を持って長年取り組んでいることは無い。これまで舞は、なにわバードマンのパイロットとして体づくりをしたり、航空学校でパイロットの資格を取ったりと、中短期目標を立ててそれを実現することはしてきた。しかし夢を持って長期的に取り組んできたという描写は無い。舞は、目の前の課題解決大好き過ぎて長期的夢というものを持たない人。オープンファクトリーもそうである。夢を追う役目は代わりに主人公の父であったり幼なじみ兼夫という男性陣が担う構造になっている。めぐみも舞に似た感じであり面白い。ただ、男はドリーマー、女はリアリストみたいな意図だとしたら面白くない。

舞はどこに行くのだろうか。誰かが言ったことをきっかけに生まれた興味の赴くままに動いているように思うけれど。

人手と金銭的負担がネック

…と舞は市役所の安川にストレートに言っている。明確に補助金狙いなのか。短歌教室が4月ということから、この企画を市役所に持って行って進めたのが新年度が始まる前の話であり、新年度予算を付けてもらって実現ということだろう。

浪速大学准教授 渥美

繋がりは広がるのだけれど、広がっただけで渥美の役割は、オープンファクトリーを支えるボランティア学生の供給以外に思い浮かばない。都市ブランディングの事例ということで渥美側にはメリットあるけれど、専門家的貢献って、渥美は何を提供できるのだろうか。見たところ、模型飛行機のデザインを提案しているだけだったが。

問題解決力ある舞…?

舞、なにわバードマンの先輩安川からは補助金、渥美からは学生の労働力を得ているが、2人からそれ以外のサポートを受ける描写が今のところほぼ無い。何というか人手と金銭的負担がネックという他工場経営者の声に対するちょっと露骨な解決策に見えてきて変な気持ちになる。

第2歌集の準備より優先するもの

無料の子供向け短歌教室…だと。呆気に取られる北條だが、北條はタダでは起きない。短歌教室をビジネスに繋げようとする。ただなぁ、これ、悪手だと思う。設定はもう、プライバシー意識が厳しくなっている時代になっているのに、新聞社が写真パシャパシャ撮って記事作ろうとするのはねぇ。

北條って優しすぎる

第二歌集より優先した短歌教室、終わったけど、貴司、次どうするのだろ。

貴司は、もうやりたいこと以外一切やらない人間になったぽいな。それでもプロモーションに繋げてくれる北條…優しい。

北條のそれって…愛なんじゃないの?

北條は貴司のこと好き過ぎていつも一緒にいる史子に嫉妬したから、史子を遠ざけるために、なぜか貴司に嫌がらせまがいのこと言ってたのかもと、短歌教室実施をなんやかやと了承するのとか見てふと思った。

イベント企画夫婦

舞、自分の企画は暗中模索なのに、貴司の短歌教室の進め方はスラスラアドバイス。代わりに貴司は舞にオープンファクトリーのキャッチフレーズをアドバイス。対の構造になっているけど、何このイベント企画夫婦。

今までプロジェクトやってなかったのに急に重なるし、1つのプロジェクトを2人で取り組むのではなく別のプロジェクトをバラバラにやるのがドラマだな。

それにしても、プロジェクトを手掛けるとは、これまでの二人と印象違う。これが結婚というものか!

市役所の金銭的な援助である補助金

企画通すの大変じゃあ無いのかな。東京の事例あるから通しやすいのかな。

また、補助金はどういう名目で出るのだろうか。税金のはずだが、工場に休日出勤する社員の給与として払う原資にできるの?

ものづくり体験で飛行機作り?

職人がそばにつく…で、笠巻登場か。笠巻引退もそういうことか、強引だな。しかし腰痛の人ができるのか?とか思ってみたり。

青空短歌教室

え?舞がサポート役?ここは長山短歌賞佳作の人連れてくるところでしょ。

カメラパシャパシャ…もう平成の終わりでしょ?時代的にプライバシー観点からあれだけ子供の写真を撮るのは憚られそうだが…同意書とっているということかな。単発の短歌教室で、マスコミが来て、写真付き報道。これ、北條の企画したプロモーション企画色全開なのだけれど、貴司は何も思わないのだろうか。

期待の短歌少女…?

彼女が『デラシネ』の後継者か?そらとも字余りについて相談した少年が後継なのか。いや、これまで『デラシネ』に通っていた大樹と陽菜は?後継レースは熾烈になってきた?

なにわバードマンの先輩たちが出てきた意味

なにわバードマンでの人脈とオープンファクトリーは、工学系という以外は繋がらないように思ったが、なにわバードマンに打ち込めるというのは熱い男たちという設定なのかな。ただ、舞の方はなにわバードマンよりやりたいこと見つけて途中で辞めちゃってるんだよね。

短歌教室を終えた貴司

マスコミ取材でカメラマンが2人もいる中の短歌教室。貴司がやりたかったのはこれなのか?また、舞のオープンファクトリーもこんな感じにならないか?

オープンファクトリーの来訪者が、遠方からのマニアだけで、狭い路地を塞ぎ、ゴミを撒き散らして帰ったりしたら…舞の意図とは逆の結末になるな。

柏木と中澤

あ、航空学校の同期で再登場してないのって、柏木と中澤の2人になったか。ふらっとやってきた設定で吉田と水島出してきたのだから、柏木と中澤の2人は再登場期待して良いのかな。ただ、柏木は舞の元カレだし、中澤は在学中に離婚騒動やってたから、舞の結婚の時に全く触れられなかったのもあって、中々触れるの難しい感じが出てきてる。