Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【舞いあがれ!】第110回 舞の理想と現実が真逆の結果になってる


東大阪の工場の技術を結集して、廃業する工場をなくすという夢に対し、『こんねくと』最初の案件で舞がやったのは、結果的に世界的に優れた技術を持つ会社の抜け駆けサポート。理想と現実が真逆すぎる。

海外展開もあるとワクワクの仙波さんと未だその先を知らない舞と御園

このランプが…か。しかし、価格が折り合わない。3万円で誰が買うのかと大手バイヤーに言い出われてる。それに対して御園が「誰って…」とキョトンとしてるのダメだわ。そもそもこんなんで大阪で商売できるのか?

技術の価値

職人の技術を安売りしたくないと舞は言うが、『SIAZ』なる超大手インテリアメーカーはマーケティングによる価格づけをと言って、想定価格が折り合わない。やはり舞は売ること考えてなかったか。良いもの作れば、値付けは売り手主導で売れることができる信者ね。

デザインパンチング以外は、大量生産のために一部中国に委託できる。仙波の技術は他にはない価値があるから委託は無理と。だから仙波は乗り気。分からんでもない。いや、分かる。生き残りに必死というのはそういうこと。これはこれで正論。

ただ、『SIAZ』が仙波の工場の生死を握ってしまった可能性もある。万一の時、東大阪の他の工場の社長の協力は得られないのだろうなぁ。

仙波の本音と建前

ここで売るより、瀧本さんのところで売った方が、いろんな人にうちの技術を知ってもらえるんちゃうかって

まあ、そう言うよね。しかしお金だよねえ…それが第一か否かは分からんけど。

"町工場の利益になる仕事がしたい"

この期に及んで舞は、仙波が逃げることを認めるためにこれを言っちゃう。しかしこれは言っちゃあかん言葉。あんたらがやろうとしたことと違うと返す我妻は正論言ってる。正論どころか、舞がやったのは、東大阪の工場間の対立を招いたこと。我妻の言っていることの意味、舞は分かっているのかな。舞が御園に、

最初の1件目があかんかったからって、ヘコんでるわけにはいきませんよね。20件でも30件でも、どんどん仕事して、信用勝ち取りにいきましょ

と笑顔で言ってるの観たら、分かってなさそうと思った。『こんねくと』は、東大阪の工場を分断させる会社だ。

『こんねくと』の戦略ミス?

舞たちは、あのランプの権利をちゃんと確保していなかったのかな。というか、仙波の工場は、バイヤーと共同で独自製品を出すことができるのだから何言っても逃げられる。『こんねくと』ができるのは、まさに"あのランプ"の権利の保持。そういう意味では、仙波は、何故わざわざ他の工場とも対立するようなことをやっちゃったのか分からない。

お金を取るのは誰から?

ランプの件、アイデア提供と企業連携による技術開発料としてちゃんとお金はもらいます

御園のこのセリフ。『こんねくと』が仙波からお金取るということだよね?

バイヤー瀧本と仙波はちゃんと筋を通そうとしたのかもしれない

やろうと思えば、『こんねくと』の商品はそのままにして、似たものの商品開発を瀧本と仙波で進めれば良いだけのこと。それをわざわざ『こんねくと』に来て話し合いの場を持とうとしたのは、筋を通すためと考えられる。『こんねくと』と仙波の会社が対決して終わった感じだが、それは舞もしくは御園がその方向に持って行ったように見ることもできる。

久留美父、公開プロポーズ

なんで相手が所有するカフェの店内でやるの。これはアホ。しかも『うめづ』で娘を入れて反省会って、東大阪の人ってこうなの?久留美も細かく聞くなよ。もっかいちゃんと話せと言う舞。正直な気持ちちゃんと伝えたら…とか言っているけれど、それはおかしい。最初に言った言葉が正しくて、振られた後、しかも時間経ってから言ってくる言葉が正直な気持ちってありえん。公開プロポーズって、ある意味侮辱されてることになるから、完全に互いがその気になっていて、最後のダメ押しという場合以外にやるのはアホ。

あと、久留美父がプロポーズ初めてから終わるまでの『ノーサイド』のママの言動からは、"本当の気持ち"を言おうが玉砕した可能性高いのではないかな。常連からプロポーズされることの対応の難しさはママとして分かっているはずで、かなり慎重に対応してた。

『ノーサイド』のママと久留美父は、ママと客の関係がベースにあるのだよなぁ。これまで、久留美父からママに向けた好きという感情は見られたが、ママから久留美父に向けた、客相手以上のそれは記憶にない。

公開プロポーズで断ったという事実

仮にママの方も久留美父に愛情を持っていたとしても、この事実が足枷になる可能性はある。

悠人は不在

あんなに久留美父と一緒に登場していた悠人が、久留美父が公開プロポーズした場にはいない。まあ、いても、恋愛については何の役にも立たなさそうだけれど。

我妻さん結局、制作にとって便利な人キャラかぁ

残念。ありきたりのキャラすぎる。もっと自他共に厳しい人であってほしかった。自分には厳しそうだが、舞に甘い、甘すぎる。