【舞いあがれ！】第１２２回 刈谷と貴司の物語。そして脇役の舞

貴司はパリへと旅立ち、刈谷は試作機2号機に取り組む。ネガティブとポジティブの話を両立ての最終週。相変わらず舞は物語のメインにならない。これが舞…なのか。そういえば、浩太もそんな感じはした。浩太の横に笠巻という職人がいたからIWAKURAは、成長した。

2020年1月

とんでもなくピンポイントで貴司はパリに飛ぶなぁ。新型コロナ直前も直前。これはもう、帰国の飛行機のパイロットは柏木じゃないとダメだな。ここまでやるなら、帰国便の搭乗前に何故か柏木が乗客名簿を見て…みたいなクレージーな偶然展開を見たくなった。

『こんねくと』が『ABIKILU』にできること

刈谷先輩たちが抱える課題を解決するため、サポートを続けていました

大袈裟な表現だなぁ。舞と御園では大したことできないと思うのだけれど。それより東大阪の町工場の声を聞いた方が良いと思うのだが、そちらの描写は無くなった。『こんねくと』どうやって収益上げるつもりなの？『ABIKILU』が得た投資家のお金を当てにしているのかな？投資家紹介して、そこから得た金を当てにするって…寄生虫みたいなことになってる。

朝陽…都合の良いキャラにされてる

刈谷に使い倒されるなこれは。やりがい搾取にならないか？朝陽、可哀想かもしれん。

浪速大学で航空宇宙工学の勉強中とか都合が良いなぁと思ったが。朝陽なら工学系より理学系じゃないかと思った違和感はやはり的中。手伝わせるために専攻を工学系にされてたのね。

ばんば、『デラシネ』で小学生に人気

ただし、開店時間は短くなってそう。小学生向けの駄菓子屋状態になってる。これは仕方ないか。しかし、『デラシネ』正式な後継が必要じゃないか？『デラシネ』は、誰かの既得権益じゃなくて、根なし草の一時の居場所と言うイメージなのだけれど。

『デラシネ』が小学生の居場所として成り立っているの不思議といえば不思議。ばんばはともかく、八木も貴司も他人としてみれば、なかなか怪しげな人物だったから、親として入り浸りどころか中に上がり込むのは躊躇いそうだが。なんというか、上手く近所の地位を確立してたのかな。

八木

今更だけれど、八木、何歳の設定なのか？

欠けたティーカップ使っていたけど、これは貧しさなのかノミの市で買ったアンティークなのか…それが分からないところが八木。東大阪で『デラシネ』を渡した時のように、貴司に部屋を明け渡すが、八木は今の部屋以外にパリに住む場所がある、もしくはそれだけの資産があるということか。『デラシネ』のオーナーが八木なのかは分からないが、八木、金銭的には根なし草ではないな。というか、根なし草やるにもお金がいるのね…もしくは、八木が易々と部屋を貴司に渡したのは、代わりに貴司のホテルの部屋に泊まるということなのかな？そう言うことなのかな、あの展開。

保護者八木

結局、貴司にとって自分を理解してくれるのは、両親でもなく妻でもないと言うことかな。妻子がいて幸せと言いつつ、パリ出発の日、後ろを振り向かずに歩いて行ったし。

そして、八木は、精神的に行き詰まった貴司に最低限生きていけるものを与える。『デラシネ』は居場所と仕事、パリのアパートは住むところ。八木は何故そこまで貴司に良くするのか分からないし、これは分からないまま終わりそう。ただ、人生として、貴司が経験していることは、既に八木が経験していることだと言うような印象はある。

最終週1回目

最終週なのでもうお祭りモードなのだけれど、刈谷の空飛ぶクルマエピソードは、内容を薄くできないと思うので、これがメインかな。主人公の夫貴司の行き詰まりと二本立てだけれど、貴司は八木に任せちゃったから、舞の出る幕がなさそう。

それにしても、貴司の世話を八木に任せちゃった制作の意向、割り切り良すぎだな。

舞の綱渡り

投資家を見つけたのは悠人のコネクション。優秀開発者である朝陽を連れてきたのはばんばとの昔の縁。『こんねくと』はというか舞は非常に運が強い。

育児

結局、『こんねくと』始める時に、舞、貴司、めぐみでの家事分担がどうのと言っていたことや、ばんばを引き取る時の負担の話など無かったことのように、貴司はパリに行っちゃうし、家の中も回ってる。リアルでもそう言うものといえばそうだが、釈然としない。

ばんばは、家事の戦力としてではなく、お世話をしなければならない対象だったはずなのだよなぁ。いつの間にか…という感じ。

新型コロナの話

今日は無かった。扱わない選択肢もなくはないが、扱うとしたらサラッとということになるのかな。

女のみの4世代同居

ばんばの夫は早く亡くなり、めぐみの夫も若くして亡くなる。舞の夫は生きているがパリで離れ離れで東大阪の自宅には女4世代が暮らす…という謎展開。