Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(2)キャラ説明のための幼少期エピソード積み重ね期


身体が弱いこと、本家が親類の中で孤立していることを繰り返し描く。ダークな面を蓄積するなと思いきや、天狗が登場し、光が少し差したところで次回へ。

自分の命のことを真剣に考える万太郎

万太郎には年齢的に難しいことを考えなければならない。これはキツい。神社に向かって走って倒れる描写は陳腐。あれ?心臓大丈夫?とか思ってしまった。しかし神社で神さんを確認しようとして天狗?に会うのは良かった。神様は見えないと母に言われていたから、神に会うのは母の発言を否定することになるからね。実体化が想像できる天狗なら神がかっていてかつ見ることができて良い感じ。

母が祖母に謝り、祖母が母に感謝する

祖母からしてみれば、万太郎と母が生きているだけでありがたいというのは分かる。血が絶たれないために母に感謝している姿は、自分も家に囚われていることを理解した上のもの。

エピソードで背景をしっかり語る。

天狗、良いヤツ

まあ、一飯の義理とも言えるかな。

天狗に自ら手を重ねるところ、甘えてて可愛い。これ、万太郎が生まれて初めて誰かに甘えたのかもしれない。神さんと天狗という違いがあるが、実体化された神がかったものの存在を天狗に重ねることで、生きることの肯定感を得つつあるのだろう。良いシーン。

天狗の正体は次回かな?

キャラ説明の積み重ね

幼少期に色々あったから、成人後はこんなキャラになったのよという説得力割り付けるための積み重ね段階。だから大抵の朝ドラは幼少期の描写は丁寧。ドラマ撮影開始の初期でやりたいこともやれる準備時間もあるのだろうね。この作り込みが最後まで続けば…と期待しても、期待だけに終わること多い。これは仕方ないのかなぁ。朝ドラの歴史は長いけど、未だに…とは思う。