Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(7)姉と弟、それぞれが囚われるもの


佑一郎との理不尽な"稽古"の結末が描かれる。それが姉、綾の女だから酒蔵のことを学べないという理不尽さに繋がる。これを流れるように描くの素晴らしい。

竹雄が助けるパターンか…

なんというかちょっと残念。

竹雄が、昔なら武士に逆らったら手討ちにされても文句は言えなかったのに、ピンピンしているから面白かったと言う。竹雄もなかなかの根性と感受性がある。竹雄にも学ぶチャンス与えたらどうなるかと思うくらい。

また水かけられる

水掛けおじさん、外見とやってることは、どう見ても無学の人だ。門前の小僧がそのまま歳をとった感じ。しかし言っていることは、そもそも殿様の思いと同じ。万太郎、そのおじさんと仲良くなっておきな。

殿様直々に学ぶように言ったのに…

万太郎を帰しちゃって先生は問題ないのか?全て峰屋の当主万太郎の責任に出来るのかな?殿様の思いがどこにあるか次第だけど…わざわざ武士の子しかいない名教館に町民を入れた考えを毀損したらそれこそ手討ちものじゃないか?

そもそも殿様は思いだけ伝えたら後は周りが忖度して進めるだろうから…今回の場合、誰の責任になるの?

右巻き左巻きの草

この映像を見せながら、祖母の変わるなという発言と水掛けおじさんの変われという発言を万太郎に比較させている。

跡を継ぐ気満々の姉、綾

何か生きている気配。蔵の中で何が起こりゆうがか知りとうて

姉弟揃って旧来の決まりを破壊して探究する人だった。これ、祖母の血なのかもしれない。祖母は綾を叱りつつも、

家業に目が向くがは、えいことじゃ

と言っている。さらに万太郎の支えとなる者が要ると。万太郎を支えろと言っているが、万太郎が若くして死ぬことも視野に入れていそうなセリフ。

万太郎に綾は酒造りの思いを語る

決まりで酒蔵に入れないと言う綾に、そんなのにとらわれるなと言って、自分が武士と町人のしきたりに囚われていることに気づく。凄く良いストーリーの流れ。

どう見ても綾と竹雄が結婚する流れにしか見えない

まあ、そこに家の格とかなんとかがまた出てくるのだろうけど。そもそも明治になって峰屋がうまく続く保証もないけれど。