万太郎、綾、竹雄の三人ともが感情のピークを越えた感じになっている。次回は金曜日なので、万太郎、綾、竹雄の望まない生き方からの離脱が完了するかな。少なくとも精神的には離脱できそう。
万太郎が中心ではあるが、綾と竹雄のそれぞれの存在が、3人それぞれの生き方を縛ったり自由にさせたりするドラマとして最高の関係を保っている。
万太郎、土佐の自由民権運動の本丸潜入
潜入というより連行か。ただ、連れられて行っても何故か強制されてる感が低い。
竹雄はあくまで尽くす人
それを知ってか綾は幸吉のことを話す…のだが、自分が酒を作りたいから幸吉と一緒になりたいと思ったみたいなことを告白する。え?そっち?という感じ。あくまで家業のためなのか。祖母が言う通り本当にこの姉弟、いびつだ。
のんきはそれだけで傲慢
それは真実の一面。恵まれていてもそれが故に自由に生きられないというのも真実の一面。上手い感じで対立構造描いている。
お慕い…尊敬
竹雄は綾に対する想いを言い直しているけれど、いや、奉公人は、たとえ口が滑ってもこんなこと言わないと思うな。
奉公人の鑑の竹雄はいつも褒めてくれるから、竹雄に言われても嬉しくないと綾が言うかぁ。しかし、竹雄は色々これまでのことを話す。綾と竹雄がそれぞれの心の歌を話す。打ち解けているということかな。
皆やりたいことをすることが自由
…というのが万太郎理解。しかし逸馬はそれは上澄み、気の合う者が騒いでいるだけでしかないと言う。志と才があれば、氏素性に関わらず望む者になれるところまで行くことが自由だと言う。これを宮野真守氏が演じているのがなぁ…胡散臭く見えるのよね。
そうすりゃおまんも仲間に入りとうなる
土佐で一番有名な人に会わせたら仲間に入りたくなるというのは、つまり仲間にならない自由もあるということ。これは自由という考えが徹底している感じ。無理やり仲間にさせようとはしていない。
中濱万次郎
ジョン万次郎出してきたか。逸馬、万太郎が英語を話せることでピンと来たか…。
本当に土佐で一番有名な人だった。坂本龍馬が出てくるかと思ったが、龍馬はもう亡くなっているからね。
自由を憎むと言い出す万次郎
まさか、会うことができるらあて…
万太郎も知っているのか。しかも、自由を憎むとか言い出して…ここがポイントかな。
万太郎、綾と竹雄の関係
自由民権運動に接したことで、万太郎と綾が、竹雄との接し方を変えることになるのかな。