万太郎、なぜかすんなり印刷所で働き始める。工場主にとって良い条件の提示だったのかな。一応トップダウンで決まったから、職人のかわいがりはあれど、印刷所内に居場所はできた。しかし…竹雄が反乱というか決死の直訴なのかな?
印刷所職人との関係や竹雄との関係…万太郎が人間関係で悩むことになるとは思っていたが、大学外でこれだけ重なるとは思ってなかった。
印刷所の職人からのかわいがり
…を受ける万太郎。まあ、そりゃあそうだ。ボンボンが遊び感覚でやってる様に見えるからな。というか、どうみてもそうだろ!しかし万太郎はやると決めたら極める性格なんだな。職人たちすぐ思い知らされるだろう。
自分しかできないこと
石板印刷の習得は、竹雄にはできないと言う万太郎。まあそれはそうで、職人でもできない、自分しかできないと言うのだから。
万太郎が竹雄に言っているのはもっともなこと。ただ、今の感覚から見ても、非効率。こういう発想で進むのは、まあ、こだわりがすごいから仕方ないけれど、目指すもののゴールに辿り着くには時間がかかりすぎるだろうな。
住み込みで印刷所で働こうと言い出す万太郎
長屋にいたら武雄が心配するからと。それに対して、竹雄が万太郎は卑怯だと言ったら。万太郎、それを肯定し、立ち去る。このギクシャク感、上手いなぁ。再度部屋に万太郎が戻って落ち着いて2人が話し合う。いつまで共に走れるかと竹雄は呟く。これは万太郎にも刺さるだろうな。ああ、この辺り読み取るの難しいな。色々のパターンで読める。
田邊教授と高藤
田邊教授と高藤は面識がある。そして万太郎と寿恵子は関係を築き始めている。そして万太郎と田邊教授、寿恵子と高藤はそれぞれ利害関係者的な立場になろうとしている。人間ドラマの軸がしっかり見えるから観やすいドラマ。
寿恵子のお願い
母に、万太郎が来たら八犬伝を渡せと。オタクが自分のオススメを勧めるやつだな。同性ならともかく、異性にコレやるのはかなりの冒険。ラブレターというか釣書だなコレは。
朝飯は竹雄の前で食べろ
オムレツ…これ、大したご馳走のはず。これから毎日、こんなご馳走で行くのかと思ったらそんなことはなかった。竹雄、思いを切り出す。
竹雄の決意
佐川に帰るという決意。あれ?ついさっき、万太郎は朝夕大学と印刷所で忙しいから、朝飯は一緒に食べようと言ったばかりなのに…竹雄、万太郎をハメたか。