Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(66)個人主義、田邊教授。相手も個として尊重?


スタートこそ楽しい感じで今回の田邊教授訪問回は開始したが、後半で暗雲。まあ、田邊教授の妻の扱いとかスタートも色々あったかぁ。

後半の田邊教授と万太郎2人だけのシーンでは、映像の描写も田邊教授が怪しすぎるように描いている。しかしセリフのやり取りからは、田邊教授よりも、万太郎の方が性格の闇は深そうな描き方をしているように見える。

普通に長屋に馴染んでる寿恵子

これまで万太郎と寿恵子2人で過ごすと言うことがほとんど描かれていなかったので、どんな感じになるのか今ひとつ想像できなかったが、長屋にすんなり馴染んでる。

寿恵子、鹿鳴館のための華やかなダンスの練習も、佐川での嫁としての役割も、長屋での妻の役割も、直ぐにその場に溶け込んでしまう感じということ。どこに行っても万太郎は万太郎だけれど、それとは真逆の適応力の怪物という感じ。でも、何でそう思うのだろう…高藤に好かれていたことのイメージが大きいのかなぁ。

文学士 丈之助…現在何しているのか不明!

卒業できたのか!じゃ、今何やってんだろ。それについては言及なし。

9月…夏休みだったのか

だから長期間佐川に帰ることが出来ていたのか。ということは、桜の話は花が咲く季節のエピソードではなかったのか。

新2年生!

おお、学生が追加された!

小学校中退の凄い先輩

と後輩には万太郎のことを言っているようだが、自分のことについては学年が上がったことを愚痴る藤丸。論文書かなきゃと言って愚痴るの何で?学生なんだろ?と言いたい。

田邊教授、学生を連れて大採集旅行開催…ロシアからの手紙が強烈だったからなのか

田邊教授が発火寸前!

戸隠草の追加標本得られず!

花が咲いたものは手に入らず…ああ、これはやばい。ただ、そもそも田邊教授の採集ポリシーが、完璧な標本だったと思うが、今回の採集旅行ではどうだったのだろう。背に腹は変えられないと思うが。

次の植物学雑誌の原稿

標本の作り方を記載して標本を募集する…のかぁ。いや、誰が整理するの?藤丸…大丈夫?

あと、誰が編集やるの?予算はどこから持ってくるの?色々、爆弾になりそうなこと残ってる。

文部省から問い合わせ

ああなるほど、小学校中退、留学経験もない万太郎について過去履歴ないからなぁ。国の機関という権威ある場所みたいなところから照会が来るの、田邊は気にするだろうなぁ。そういうのが田邊のアイデンティティを保つものだったから。

何か冷たい感じが表に出てる田邊教授

万太郎の活躍に嫉妬もしくはそれ以上の感情持ってないか。

土佐で見つけた標本も、皆に見せる前に自分にまず見せろと言い出す。しかも自宅に…これには教室の全員が、その変な空気を感じる。

そもそもBGMが何か怪しい…で、次回へ。はい分かりました。今週は田邊教授嫉妬の炎、プライドの火が燃え上がり万太郎を燃やそうとする回なのね。

田邊教授は万太郎をハメにきたのかな

選択肢は提示しつつも、現実的でない提案なので、結局、自分の下につけと言っているのかな。ただ、これまでの万太郎の行動力を見たら、留学の選択肢も現実解と言えそうだが…留学しても、一から始めなければならないことは変わらないのかな。田邊教授が言っていることは間違ってはいないようにも思える。

フリーライダー万太郎

万太郎は、やりたいことをやるためにやりたくないことをするという経験をしたことがなかった。これが田邊教授に突きつけられたということかもしれない。

幼少期、お金がなければ本を買うこともできないが、自ら働かなくとも家が金を出してくれた。顕微鏡も手に入れた。そうして得た知識を持って、大学にも潜り込んだ。竹雄を働かせることで大学でも植物学に専念。石板印刷も、植物学のために必要だからやったこと。そんな感じで、やりたいことだけをやってきた。万太郎以外が皆、小学校から学業を積み、大学を出たりしながら今の地位にいる。その中では植物学以外の教養を身につけてきたであろう。そういうの飛び越した万太郎を異端として排除に向かうのは理解できる。

田邊教授より万太郎の方が自己中心的人物かもね

万太郎が大学入学から始めていたら自分が世界から置いていかれると言った時に、"遠くから喝采を送ればいいじゃないか"と返した田邊教授は、万太郎が功名心の塊だと見抜いていたのだろうな。現に万太郎は何も返せなくなる。そういうことを見抜けることが、大学で学ぶということかもしれない。万太郎は幼い当主として好きなことしかしなかったから自分のことを客観視できていないのかもしれない。