Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ブギウギ】(26)今は珍しいこの東京がスズ子の日常になるのかぁ


前回までで、スズ子を育んだ環境やキャラクターを描写し、スズ子という人物の理解を視聴者に促したと言えそう。そして遂に今回からがスズ子という人物の物語の本編だと思う。上京して新しい人と出会い、歌手として成長していくと。

そういう意味では今回は説明回という感じになっているのは否めないが、それでこその月曜日。今週はどこまで進むのか期待。

とうきへ出発の日なのにスズ子、銭湯の掃除してる

これは日課だったのかな、それとも出発の日だから特別に掃除をしているのかな。日課だったような気はするけど…。自宅から通う劇団員はかなり忙しいと思うからどうなんだろ。

万歳すること

スズ子父はスズ子の出発にあたり万歳しようとしているが、他の見送りの人たちはこれに同調しない。これ、戦時中ということが関係しているのかな。万歳は軍隊に入る人に対するものであり、今回のスズ子のように戦争と関係なく仕事で町を離れる者には万歳をしないとかそんな感じの理由がありそうなのだが。

昭和13年4月国家総動員法公布

鈴子の世界を見ると華やかなようだが、現実世界は戦争中なのを忘れてらならない。『ブギウギ』は、新聞で時代を知らせるパターンね。

AIによる昔の動画のカラー着色みたいな映像

…は、上京直後の一瞬だけか。少し残念。あとは今まで通りの映像。しかし一瞬だけでも、オッとなった。やはり何というか、今撮影している朝ドラの映像と分かっていても、昔の白黒フィルムの動画にAIで着色した感じの動画には、レトロな時代感が出る。しかもこれは何というかNHK感もあるし完璧。

作曲家 羽鳥善一

ついに本格登場!この人がスズ子とコラボしていくのかぁ。かなりの自信家もしくは自分の好きなことしか頭にない人という印象。この人も強い個性だけれど、だからこそ羽鳥と共に進むことでスズ子が羽ばたけるということなのだろう。

おでんで関東と関西の違いを表現

正統的手法だね。このおでん屋の親父は今後も出て来る予感はあるけど、口数は多いけど、あんまり中身のあることを話さないキャラに見えるから、ドラマ的に使えるキャラではないような…どうなるのだろう。

せっせっせ

上京初日だから興奮するのわかる。しかしこの下宿の部屋が直ぐにスズ子の日常になるのよね。この描写は上京初日の夜感あって好き。