六郎の明るさが逆に暗さを強調する。観ていて何とも言えない気分になる。これ続くのかな、しばらく続くだろうなぁ。時代的に厳しいからなぁ。
時代も家族も暗い
六郎だけが明るい。しかしその明るさが周りを更に暗くする。悪循環。
スズ子母の病状に対する医師の言葉
何言ったか分からない演出。ただ、スズ子と六郎には言うなと。
花田六郎、死んでも機関銃を離しませんでした
そもそもの話、機関銃持たせてもらえるのかな。父に対し大きい声を好かないと言う六郎。軍隊で苦労するだろうと思わせる演出。
六郎を少し考えが浅いキャラに設定したのは出征の悲惨さを描くためかと考えるとぞくっとする。そして史実はどうなのだろうと思ったりもする。
スズ子父神頼み
現実主義と思っていたスズ子父が神頼み。六郎を黙れと一喝するし。
敵をたくさん倒し沢山勲章もらって帰ってくるという六郎の言葉…敵もそう思って戦っているからね。戦力が対等か否かも問題であるし…どんな任務につくかによるとは言えるけれど、個人の活躍より全体の戦略戦術で戦う時代だよなぁ。六郎の明るさが六郎の未来の暗さを照らしている皮肉。
スズ子母の六郎に贈る言葉
いつのまにか頼もしくなったと言う。
これ本心なのかなぁ。すごく不安に思っている気がするけれど。
最後の最後に東京
舞台演出について模索していると。華やかさが売りの舞台では、受け入れられなくなるだろうと。方向性の会議で終始尖ったこと言うスズ子。1度はそれを宥めるような発言をする羽鳥だが、2度目は黙ってお茶を飲むだけ。
舞台の方針会議
会議テーブル外の人もいる中、テーブルについていて、煮え切らない辛島に対し言いたいことを言う。完全に舞台の主要人物になっている。
言いたいことを言えるスズ子
羽鳥にはまだ余裕があるので、もう少しスズ子は言いたいことを言えるだろうなぁ。羽鳥に余裕がなくなったら、その時はスズ子は黙らないといけない。発言次第で身の危険が生ずるから。
六郎、何で東京にいるの?
大阪に住んでいるのだから召集も関西であると思うが…軍隊に入る前にスズ子に会わせてあげようという父母の親心だったのかな。だから背広を着ていたのか。となると、六郎はまた実家に戻ってくるのか?
状況は悪い方向に
スズ子は六郎の出征は電報で知ったが、母の病は知らないという状況。このまま時間だけが過ぎていってしまうのだろうかと思ってしまう。早く会っておかないと2度と会えなくなる人がいるのに会わないまま…ドラマの中だけではなく、現実世界でもそういうこと多いだろうな。
そんな中で六郎は会いに来た。これはこれでドラマとしては暗示的。
六郎の役割
これまで六郎が物語を回すことが多かったけれど、今週は今までで一番哀しい回し方をしている。