Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ブギウギ】(52)2度目の恋の始まり…なのか?


本名、実家の事情と、少しずつ明かされる"学生さん"の素性。そして学生さんの考え方もスズ子だけでなく視聴者にも分かるように説明されていく。今回は村山愛助説明回(1回目)だった。今週は村山愛助週だねこれは。

大阪出身で東京の学生がなぜ愛知にいるのか

これ前回気になっていたので答えが出て嬉しい。大阪に帰る途中で、ファンだから立ち寄ったと。

過去、若者からファンレターを2通や3通もらったと自慢?するスズ子…2〜3通?これは大阪流の冗談?

ステージでのスズ子の動きに魅了された学生さん

なるほど。そういうこと言われたらスズ子喜ぶわ。歌だけでなく、踊ってこそのスズ子という自覚はあるはずだからね。学生さんがスズ子に惹かれる理由とスズ子が学生さんに興味を持つことに納得感ある進行。

村山愛助

かいらし!

なよっとした名前

まあ、そうだよね。

お金は結局失ったまま…じゃなかった!?

そんな中、学生さん、皆の宿代半分お支払い…半分というところが奥ゆかしい。しかしその後、小夜のミスが発覚するんだけれど…足袋?から出てきたってことは、宿に着いてからずっと脱いでいなかったということか?何かちょっと違和感あるけれど。自分で隠して忘れるというの、何か変。小夜はやはり行動が怪しく見える。戦争が激化したり戦後に、もっととんでもないことしでかす気がしてならない。

"後で送金しますから、住所教えてくださいね"

…からの、「坊ちゃん」呼びの軍人やってきた。村山興業の坊ちゃんだとバレた。

ただ、"送金するから住所教えてね"は、現代だと迂闊に住所教えたらダメなケース。というか、これ今だと"後で送金しますから、口座番号教えてくださいね"になるのかな。これはヤバいわ。

いきなり五木、自分を売り出した

あらら。時代が時代だし、しかも楽団のためになる面もあるから仕方ないか。

汽車内で少女に歌ってと言われ歌い出すスズ子

少女はうれしいだろうが、他の客は?そもそも電車に乗ってからずっと大騒ぎしてるわけだし…ても喜んでいる演出。これなぁ。汽車には色々な人が乗っていると思うんだよなぁ。

🎵ふるさと🎵

電車内というより、静かな事務所内の出来事風になっている。

スズ子、ファンの学生との出会いが恋の予感

そこに六郎を見出すところから入ったが、これまでもスズ子には年下の男と会う機会はあっただろう。この学生との違いはどこにあるのか。顔が良い…これだけなのかもしれない。いや、単に顔が良いというより、松永を好きになった例もあるし、自分に対する好意を表現してくれる美男子に弱いのではないかな。

六郎を思い出したのはきっかけで、村山のことを知るにつれ、村山本人に惹かれていくように描かれるのかな。

前回、有力者が学生さん(愛助)を連れてきたこと

"有力者"という表現だったが、スズ子の楽団を招聘したイベント主催側ということかな。それで村山興業とは当然コネがあるだろうし、そもそも、今と違ってこの時代はスズ子の楽団の巡業スケジュールを知ることは難しいと思うから、愛助が村山興業のぼんであることは、愛助が愛知の公演を訪れることの説得力ある理由になる。ただ、スズ子を呼んだ有力者が、楽屋に誰かを連れてくることなんてこれまでにもあったと思う。ありえないことみたいな雰囲気出していたけど…好意的に解釈すれば、そうしないとキリがないからということかな。

スズ子最初の恋(松永への恋)

これは雑な描かれ方というか、スズ子が余りに恋愛に対して免疫がない感じが過ぎる描かれ方たった。だから松永に恋するシーンは傍観者的に観ていた。スズ子が恋愛下手というより制作が恋愛を描くの下手なのではないかと。学生との恋愛が進むとすれば、視聴者を引き込むような描き方を希望する…のだが、敢えての恋愛下手な描き方という線も残っている気はする。意図的であれば構わないけれど、意図的なのか演出上手くできていないだけなのか、正直分からないから、ちゃんと描かれることを期待する。