敗戦により強制的に価値観が変わったことに、ついていけない人を描く週なのかな。東京帝大の神保教授という知的世界の最上位にいる人と花江とを並べて描いているのが日本人全体でこれが起きていたと表しているように思う。
民法親族編相続編の法改正の仕事
ものすごい仕事。裁判官より重い役割とも言える。憲法の定める両性の本質的平等の精神を反映させるのに女性担当者って適任じゃないの。
"久藤さん""チッチッチッ、ライアン"
しかしこのノリなのに、寅子の新民草案に対する評価に、"謙虚"と評価する。もっと民法につき先を見ているというか、アメリカの求めるものを咀嚼している。
自宅でライアンのことを話す寅子
"謙虚"と悪い意味あいで言われたと言って、回想シーンにライアンが出てきたんだけどその背景にロダンの『考える人』の小さな像が置いてある。その直後に弟直明が、
考えすぎだと思うけどな
と言うの良い。
その後、虎が謙虚だと言われる日が来るとはということに対して花江以外の家族は皆笑う。
このシーン、まず笑い出すのが花江の息子2人で、
花江は先に行けないことを悩んでいる
寅子が直道の敵の国の人と仕事をしていることに対する複雑な思い。寅子も夫を戦争で亡くしているにもかかわらず、米国人と働くことに蟠りなさそうなのもまた、花江を苦しませる。
桂場さん
文字通り口をへの字にしている。
どう思われたいのかは、行動で示せばいいだろう
これ、やはりアドバイスなんだよねぇ。桂場、どんだけ寅子のこと応援したいんだよ。
恋人にしたいとかそういう感情を感じないところが良い。純粋に寅子を人として応援したいから、ついアドバイスしちゃうという感じなのよ。
東京帝大の神保教授
ご婦人がいるだけで空気が華やぐね
ん?こいつ、敵?…と思う間もなく、
君たちは我が国の家族観を、いや、この国を破滅させる気かな
とか言い出した。やっぱりね。
神保教授に家族制度につき振られたところで…
次回に続く。この程度の展開で「次回に続く」なのは、心地良い。
桂場とライアンの組み合わせ
最高すぎる。