登場人物の背景も遺伝子に関することも一緒に説明する回。ちょっと説明臭が強い。第1話だから仕方がない…という限度を超えて説明ばかりしている回に見える。源次と神保の会話も、説明のためになされているようにしか見えない。なんというか人情があるとされる源次の言動に人情を感じられず薄っぺらなのが致命的。
泣きの源次と遺伝子しか興味のない神保
勘と人情で捜査する源次と、勘は曖昧、DNAは嘘をつかないと言う神保。この対比…典型的すぎて、なんとなく安易な感じがする。ただ、この対比は、ラストで、DNAが全てじゃないと教えてくれたのはあなただと神保か源次に言う伏線になっている。安易だが、オチのある対比ではあったということ。
キャラが薄っぺらに見える
源次の一本調子な性格と口調。神保の抑揚のない性格と口調。極端すぎてコントを見ているよう。それがシリアスなストーリー展開の中で真面目に描かれている。そのギャップを楽しめというには、ウサギのエピソードとかシチュエーションは、シリアス過ぎて何かついていけないような気がする。
Xの傷がつけられた死体
もうこの設定が陳腐。なんというか、どこかで見たようなストーリー設定、登場人物設定ばかりでユニークさを感じるものが何一つないと思えてしまうほどに、何もかも既視感。
DNAを見る限り
あなたに凶暴性は見られません。むしろ温和で安定した良識人かと
こんなこと神保は言う。僕なりの解釈と言いつつ、ちょっと攻めたセリフ。
DNAマップ
神保の言う通りの精度高いものなのだろうか。犯人の居場所を易々と見つけられるほどに。
源次のプライド?
真犯人がナイフを持って襲いかかってきた際、源次は、素手で対応した。周囲に棒状の物等、武器となりうるものは多くあったのに。これ源次のプライドなのだろう。しかしこれは危険なプライド。
源次の妻殺害の真相
第1話でもう終わりなのか。これ、神保と源次を巡り合わせるためだけの駒ということか。少しひどい設定に思える。これも含め、設定というか個々のエピソードが中々杜撰な印象。