大人の青春ドラマ…かぁ。ここで言う「大人」ってどういう人たちなのだろうか。一律年齢縛りなのかな。あ、『ドリームポニー』の採用面接では年齢不問だった。しかも、年齢不問が最後の最後に新しいプロジェクト企画の要、
年齢も性別もお金も住んでいる場所も関係なく平等に学べるようになります
というキーワードの1つになっている。うまく纏めてきた。
年齢不問の採用募集で始まり、年齢不問の学習アプリのプレゼンで終わる。そしてこのドラマのキャッチフレーズは"大人の青春ドラマ"。
年齢不問と言いつつ、逆に年齢を意識させる作りになっている構成が不思議。
C言語教科書
C言語…ちゃんと昔感出てる。ん?しかし5年前でもC言語はかなり古い言語だぞ。あれ?…と思ったら、後々、"御社のチープな技術"と森本にディスられることでちゃんとオチがついてた。そうでなくちゃ。
もぐりちゃん
この大学では授業のもぐりは許容されないのか。スティーブ・ジョブズは生まれない大学だな…なのに、ラストにジョブズもどきの小鳥さんが出てくる。偶然…だよね。
開発中?のアプリのバグ
なんかキャッキャ言って楽しそうだが、簡単そうなバグでアプリが落ちてそう。『ドリームポニー』の開発力大丈夫か?
なんか面白いベンチャーキャピタルの上司の人
何というかステレオタイプなのだが、何か違う。山口祥行氏が演じる顔なのか演技なのか分からないが、変な魅力ある。相関図にいないので、今後はあまり見ることできないのかな、残念。
小鳥さん
敢えて年齢が高いことを痛々しく描いているのだろうが、それでもこれは何かあかん気がする。というか、現在のドラマの視聴者層をなぜか考慮、していないということか?
年齢不問と言って募集して、自分達より年齢がかなり上の応募者がいたのは想定外として、それを観ていられないほど痛々しく表現する必要あったのだろうか。コメディだよね、これ。
森本さん
こいつわけわからん…以外に感想がない。演じている坂東龍汰氏も言っていること分かってなさそう。コンピュータ関連では優秀だが、自分の世界しかない森本さんはドラマでどんな役回りになるのかな?個人回あるのかな。いや、あの才能が生かされるチャンスが必ずありそう。
価値観が異なる妹
こいつは嵐を呼ぶ妹。未だ出てきていない母も濃いキャラそう。まあ、こういう妹を出してくるのはドラマの定番なので結局ストーリーに埋もれてしまうのかな。
創業メンバー
CEO・CTO・エンジニアリングマネージャー。肩書きだけ見ると格差ある。オープニングの5年前から何があった…というか、その時からかもしれないが何でこうなってる?
例を3つ挙げる羽田早智
プレゼンの時に挙げる例は3つというのが定石。そういうとこは、教科書通りちゃんと押さえてるな。
羽田早智との運命の出会い & 運命の再会
これが運命と言わずして何というか。3分で良いと言いながら、もっと実のあるアドバイスをもらってるな。次にいつ会うのだろうという待ち遠しさがある。名刺もらってるし。運命の再々会か、再々々会で色々関係が拡がるの確定。何故ならドラマだから。ま、名刺もらってるから自分から会いに行くのか。
小鳥との運命の出会い & 運命の再会
これは運命…というより、ドラマゆえのご都合主義だな。第1話だし、しゃーない。
CEOが諦めたからスタートアップ企業は続かない(=CEOは諦めてはダメだ)
小鳥が佐奈を励ました際のセリフ。いや、これは詭弁だ。資金が立ちいかなくなっても、売り上げが落ちても、何が起きても…結局CEOは諦めるのだから。結局、小鳥の言っていることは"あきらめたらそこで試合終了ですよ…?"みたいな話で、諦めない限り終わらないと言っているだけ。まあ、それで佐奈は励まされたわけだけれど。
アプリにまつわるリアルさ
ユーザー数の伸び悩みはあるとは言え、何で『ドリームポニー』はアプリ公開できたのだろう。どんな魅力があったのか。ひょっとして、本当にお涙頂戴で資金調達したという設定なのか?この辺りのリアルさが足りない気がする。
ポニー、ユニコーン、ペガサス
今回の舞台が『ドリームポニー』という女性社長のアプリ開発会社。この会社が大成長して、ユニコーン企業になっていくドラマなのだろう。しかし、ちょうど1年前の2021年夏ドラマに『推しの王子様』という同じく女性社長のアプリ開発会社の話があって、そこの会社名が『ペガサス・インク』だった。皆さんお馬さんが好きなのね。