Golden Time

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【下剋上球児】(10)最終話 お約束…だけどそれで良い結末


気づけば最終回。越山高校が何故強くなったのか分からないまま感動のフィナーレ。実話をベースにという補強情報がなければ、昔から幾つもある高校球児が甲子園を決めるドラマの中では、感動度、説得力は見劣りする結果になったというのが個人の感想です。

お金がない

だから甲子園に行けないと丹羽校長は言う。三重でしょ?最悪、当日バスで行けば良い。出場できないことはない…というか、三千万用意しないと高野連が許してくれないのかな?それならダメだな。というかこのエピソード必要だったのか?結局すぐ集まったと言ってるし。

久我原は会場に来ない

しかし山住先生はそこにいる。山住先生の怪我問題はどうなったの?と思っていたら久我原、スタジアムに来るし。最後走ってるし。もうカオス。

最終回にして生徒たちが成長してるのが細かく描写されているのは良かった

ただ、成長してるんだけど、それと甲子園出られるほど野球が強いかというのは別なんだけどね。ただ各選手の小さなエピソードをもっと見たかった。要らない要素が多すぎた。

犬塚祖父の手術が県大会決勝と対になるエピソード…なの?

ん?ん?なんで?

根室…もたなかった

これまで先発では無かったこともあるよなぁ。五回裏3点取られる。

2番手はアンダースローの阪。犬塚ではない。直球勝負ではなく変化球で戦うということね。

これまで出して来なかった阪を県大会決勝で出してくるのって現実的なのかな。練習試合たくさんやってきたというセリフが、これを補強してくれるのかもしれないが、視聴者はあんまり分からないね。

相手ピッチャーは2塁を2回見たら完成しない

そういう癖ってあるものなのか?

取られたら取り返す

…でもまた取られる。シーソーゲームというやつか。

リリーフで犬塚登場!

犬塚にとって舞台は完璧。

勝つために邪道で行くのか…

あ、これが下剋上か。正々堂々じゃない姑息な手とは何だろう。期待値上がるんだけど。

椿谷

うーん、どう見ても下手でも県大会決勝でヒットできるのか。現実感が…。

久我原

ランナーとして出ちゃったよ?大丈夫か?脳震盪だよね。24時間経ってれば良いのか?というか久我原母は何故球場にきて連れ戻さない。

久我原がランナーとして走った際、脚がもつれて刺されちゃったけれど、そのおかげで3塁ランナーが還り得点に繋がったと言う描写。これ、作戦でなかったとしたら…久我原、脳震盪の影響が出ているという解釈も可能になって怖い。

南雲は久我原の母親に許可を得たとか久我原出場に合理的な描写あっただろうか?南雲は"また"ヤバいことやったと非難されてもおかしくないとあまうけど。

"本当に勝っちゃいましたね"

南雲が言う…しかしそれはそう。そういうドラマなんだから。

だから"本当に勝っちゃいましたね"じゃないのよ。実話元にしてるから甲子園行き決めるのは最初から分かってる。見たいのはどうやって下剋上するかなのよ。実は隠れてたけど、天才的投手と、実は打てるバッターと速すぎる脚を持つ人がいたから勝てました…じゃないのよ。

大学からスカウト

根室、良かったね。ても、前回、スカウトと話すシーンあったからそうなることを視聴者は知ってたよ。今回、わざわざ根室姉と就職とかなんだとかでやりとり描く必要はなかったと思うけど。

根室、社会人チームで野球続ける

高校時代さえ野球辞めると言っていた根室が野球を仕事にしてると。久我原は自転車のチームに入っていると。半端なく才能のある人がいたんだね。ここのあたりは県大会優勝したことに説得力あるな。

毎回の視聴率あるからという点を割引いても、瑣末なエピソードが繰り返された

何故、南雲の教員免許無し騒動や、しつこく繰り返す犬塚祖父の学校乗込み、怪しい南雲妻の元夫話が必要だったのだろうか。それが最終回への盛り上げに関係あれば分かるけど、そんな感じないし。あと、前回のTシャツ騒動と今回の3000万円騒動。全10話の1クールドラマではこれらを描く時間は無いと思うけど。その分、球児がやる気を見せるところとか、一番は、何故甲子園の切符を掴む所まで行けたのかに説得力を持たせる描写をもっと見たかった。

星葉賀門監督

やはり吹奏楽部を決勝に行かせると勝手に約束させたのはあかん。ま、ドラマ的には星葉高校用に集めた部員を、勿体無いから再利用しただけなのだろうけれど。

結局…

山住先生の怪我と、南雲妻の元夫の話は、どういう意味があったのだろう。あと、Tシャツ取り違え騒動。