Golden Time

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【ラブコメの掟】第1話 完璧なものになろうとする心は完璧な心ではないな


少女マンガから知識を仕入れた完璧な恋愛マスターというチグハグさ。設定からしてキャラが破綻しているのがよいが、ちょっと妄想が行きすぎた感がある。見ていて疲れると言うか、くどい。最終回までに、お腹いっぱいとなってしまう可能性を感じる。

完璧なもの

世の中には非の打ちどころのない完璧なものの1つ…九条瑠璃こと瑠璃姫?そうか、完璧なものか。確かにラブコメの掟として、非の打ちどころのない主人公は、シリアスにはなり得ず、コメディ担当。

カラフルで整理されたなオフィスと暖色系の汚部屋

赤いシャツに赤いドテラ、暖色系照明、全体的に暖色系の家具小物類。そこに弟惇太が青いパーカーとデニムジーンズ着て入ってくると、浮く。惇太は暖色系のエプロンをしているが退室時にはそれを置いて出て行っていることから、エプロンは瑠璃のもの。暖色系と寒色系、それが瑠璃と惇太の対比なのだろう。しかし瑠璃が立ち上がると、そこには青いアディダスのジャージ下が現れる。これが血のつながりか?しかも、隠された瑠璃の本心ということか。瑠璃の部屋に来た惇太も暖色系の服着ている。

ダブルブッキング

いや、まずいんでないか?部下の女性と惇太のダブルブッキングしているように見えるが…特にそんな描写はなく第1話が終わる。このすれ違いは第1話に期待かな。

恋愛マスター

うーん、少女漫画ベースの恋愛マスター。しかも成人レディースコミックは未着手。この設定は面白いと思うのだけれど、ちょっとしつこい感じ。

職場の部下を連れてきちゃった人

恋愛マスターらしさを出さなければならない場面に、酔っ払っていたとはいえ自らを陥らせてしまう瑠璃。恋愛指南を1ヶ月してくれと言う惇太。これ、惇太の嘘ということも考えられる。つまり、恋愛マスターは瑠璃ではなく惇太でしたというオチ、これはありそう。