静かに幕を下ろす最終回だった。騒々しさは全くなく、落ち着いた感じで展開し終わる。『らんまん』の終わり方として良かったと思う。それは逆に物足りないとも思うけれど、最終回だから…で納得できる。
講演の帰り東北帝国大学の招きを受け…
いや、そんなことしてちゃあかんやろ。早く寿恵子の元に帰れよ!…と思ったら、次のシーンでは翌年4月になってて寿恵子健在だった。それどころかお酒飲んでた。あら?
輝峰(きほう)
ちょっと言いづらい感じ。やっと新しい酒ができたと言うこと?
"明るいお酒"、"晴れた空みたいな"
これは飲んでみたいな。
学名は…
いや、最終週のタイトルが『スエコザサ』なのよ。なのにラストまで取っておくの良いわ。
ラストは若返った万太郎と寿恵子
これは寿恵子が亡くなった後、万太郎が寿恵子の希望通り植物に会いに行っていることを表現しているのかな。ありがちなラスト。寿恵子が生きているまま終わった方が良かったなぁと余ってしまう。なんといってもそんな感じで進んでいたから。とはいえ最終回のラストを締めるには、ありがちでも若返った演出は仕方がないかなとは思うけれど。
藤平さん再登場は無し
これはなかなか面白い演出だった。最終週で一回主人公の死後を描きながら、最終回では主人公は生存したままで終わるなんて。こういうのは好き。