Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【1970年代】ピンク・レディー


1970年代、キャンディーズと入れ替わるように出てきたピンク・レディー。キャンディーズ対比、かなりアダルトなイメージだったけれど、今見ると子供っぽい。ただ、キャンディーズのスーちゃんと1つ下の学年であるが、デビューが3年後であり、それでピンクレディーの方が大人に見えたのかもしれない。いずれにせよ大人っぽさのイメージは自分の年齢との相対的なものだと今なら分かる。

アメリカ人にはpinkにピンクのイメージはない

アメリカで成功しなかったのは、"ピンク"という言葉が付いているわりに期待するようなセクシーさがなく、盛り上がらなかったというのを当時読んで納得した記憶があるのだが…英語のpinkにそんな意味ないからね。つまりその記事はかなりテキトーな記事だったわけだが、英語知らない人はころっと引っかかる上手くできた記事だった。

ドリフターズとの共演

ドリフターズの人形劇とのコラボというのもあった。「ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空」という番組で、ピンク・レディーは、進行的役回りで彼女らは実写出演であった。当時の記憶ベースでは、アイドル的なものではなく気合の入った上手な進行だった。まあ、子供向けだけど。というかしっかりした台本通りで台本をよみこなしているというか。とにかく完成度が高い進行役だった記憶がある。しかし、当時のアイドルは、歌手がメインだけれど、本当に色々な仕事をしていた。今でもジャニーズやAKBとかは、そういうのやっているけど、いまは、その役はお笑い系の独壇場な気がする。喋りが仕事なのだから、そりゃそうかというものだ。

ウィンク登場時の既視感

ウィンクが出てきた時、ピンク・レディーと重なった。ピンク・レディーどころか、キャンディーズより弱々しいのがウリであったので、単に二人組で歌って踊るという点に共通点を見つけただけのようにみえる。もちろんウインクはピンクレディの二番煎じという形ではなく、しっかり時代に足跡を残した。しかし、ピンク・レディーと、その歌って踊るという点以外に真逆なモノを持ってきたとあう点で、ピンク・レディーの流れを汲んでいるのではないか。不健康っぽいところ、歌うとき無表情なところ、小柄なところ。小柄というより、ピンク・レディーが2人とも当時としては大きいといったほうが良くて、ピンク・レディーが規格外、ウインクが等身大と言うべきか。