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【MIU404】真実を見極めろ!糸巻黒幕説


何かね…怪しいのです。スパイダー班糸巻貴志。第10話の登場シーンの言動を見てもしっかり怪しい。なんと言っても"スパイダー班"ですし、糸巻という名前が、裏で糸引いてるイメージが強くて、怪しさMAXってもんです。

怪しさポイント

MIU404 内のエトリ殺害事件の対策会議

昔の事件の資料を配布するのだが、その際こう言っている。

鴻上の当時の捜査資料から、興味深い記述を発見しました。鴻上が姿を消す直前 知人に話していたそうです。
「面白い若者に出会った」その男は仮想通貨な知識が豊富で、以前は大手のシステム開発会社に在籍していた。自分が開発に関わったあらゆるシステムにバックドアを仕掛けたと言っていたそうです。

この、長々しくまどろっこしい説明。何がしたかったのかというと、勘の良い志摩の思考に対し、この事件の犯人が久住であると誘導するため。案の定、志摩が気づき、そのあとは雪崩式に久住が犯人だという流れになっていった。挙げ句の果てには桔梗隊長に「糸巻 サポートを頼める?」と、言われる。糸巻が黒幕なら、警察側の手の内が全て丸わかりということになる。なぜなら捜査指揮の最前線に座れることになり、捜査状況の全てがわかるから。何だこれ。

RECの動画発見

糸巻の自席に桔梗隊長が来たそのタイミングで、待ってましたとはやる気持ちを抑えて、少し時間をとって演技して、

隊長… これ…

と言って、RECの動画を今見つけたかのように桔梗隊長に見せる。いやこれ、隊長が来るのを今か今かと待って、再生ボタンに矢印当てて、ずっと待機してただろ。

公式ページの404エラー

マスコミ対応に出て来た桔梗隊長が、404エラーについて釈明するが、失敗し、言葉に詰まることになる。その釈明内容をレクチャーしたのが糸巻。

「あっ!」なんてそらっトボケた声を出して、次のように言う。

サイトの仕様でトラブルが出た時に転送されるページがあるんですが、こっちのファイルがあがってなくて、結果的に404エラーになってしまったということを簡略化して隊長に伝えてしまいました

いやいや、だから糸巻さん、それわざとやってるでしょ。

爆破騒動フェイク事件

実は爆破など起きてないとわかった際は、糸巻の方から桔梗隊長の元へ走ってくる。

隊長!ネットにあがってるニュース速報の映像 フェイクです!時刻表示を消して 嘘の速報テロップをのせてました。おそらく他の爆発動画も、入ってきてる110番通報も虚偽の通報だと思われます!

いやあ、志摩、伊吹も気づいたタイミングで、フェイク動画の効果もどうせ切れる時だったから、自分が最初に見つけたかのように走って来たのでしょう。

もうね、やってることが少しずつおかしい。そのおかしさが、グレーゾーン側にしか振れないので、疑惑が蓄積して、結論は真っ黒!としか言えない。

まあ、公式ページのチャート見ても、他は、我孫子警視監(生瀬勝久)以外は、登場頻度が高いキャラばかりで、糸巻貴志(金井勇太)は、少し浮いてるし。そうは言っても、糸巻が久住より上というのは考えづらいな。設定的にも、エトリを操る久住、久住を操る糸巻というのは、何か無駄な屋上屋構造に見えるし。でもそうだったら面白い。妄想が進む。

スパイダー班 糸巻貴志

科捜研の涌田さんや相棒のサイバーセキュリティ対策本部の青木くんみたいなゴリゴリのサイバー捜査の人は出てこないが、第一機動捜査隊にはスパイダー班がある。まあ、スパイダーといえば、蜘蛛の巣なので、ウェブ操作ということだろう。そこに所属する糸巻氏。ドラマ中では、やっていることはどうもネットを普通に検索しているだけのよう。ちょっとね技術レベルが…。ただし、この糸巻が、黒幕だとすると、分かることもある。

警察でウェブ関連の操作を担うからにはそれ相応の経験と知識と技術が必要である。故に、今はネット検索しかしていないように見えても、糸巻の実力は高いはず。そうすると、その実力をどこで養ったのかということになる。それは、大手システム開発会社であると、様々な経験が積めて実力も付くと想像できる。糸巻は、大手システム開発会社で経験を積んだ後、警察官として中途採用されたという仮定が成り立つ。そうすると、このMIU404には、もう一人大手システム開発会社での勤務経験がある人がいる。久住だ。恐らく糸巻と久住は、互いのシステム開発会社勤務時代に関係を持っていると考えられる。これは、同じシステム開発会社である必要はない。同業で会う機会があればそれで良い。

久住が余裕でいる理由

指紋も髪の毛も残し、顔も晒し、それでも余裕で都内を闊歩する久住。それは、久住を追う警察庁内部に協力者がいて捜査情報がダダ漏れだからと考えれば納得できる。久住と糸巻は太く繋がっているのである。