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【キワドい2人-K2-】第1話で結末のフラグを立てたようだ


第1話に、偽装誘拐を持ってきた点。これ、恐らく最終話の暗示になっている。

第1話で描かれたこと

偽物の娘が身代金目的で誘拐された話。本物の娘の父が、義務もないのに協力したため、中盤で、この親は実の子にも危害を加えると言われ、本格的にその父親が事件に巻き込まれていくという話。その中で、偽物の娘の実父が出たきたりする。

第1話に登場する父親は3人

第1話には、父親が3人登場する。上に挙げた2人に加え、主人公神崎隆一と黒木賢司の共通の父親神崎賢造である。3人も父親が登場するというのは、何か意図があってのことと考えられる。

神崎賢造の座右の銘

営業する蕎麦屋に掛けられた額「至誠一貫」が座右の銘。しかし、そもそも異母兄弟の神崎隆一と黒木賢司がおり、隆一の方は幸せな父子関係を築いているようだが、賢司が言うには、許せない過去がある模様で、この言葉を掲げること自体に一貫性がないようにみえる。

神崎賢造の過去

これは現時点では全く分からない。元刑事ということだけ。あと、ドラマの中で一瞬挿入された、過去に神崎隆一が何かの犯罪に巻き込まれたようなシーンや、4歳の頃の記憶喪失の話とか、この辺りが賢造の過去と繋がるであろう。

第1話の構図のストーリー全体への当てはめ

第1話では、実の父子の間に、子を騙る偽の子供が出てきて、しかしそれでも、その偽の子を守るために、実際は他人でしかない父が行動し、最後に色々と事実が判明するという展開であった。この構図が、そのまま「キワドい2人」全体のストーリー展開の構図になっているのではないかと推測する。実の父子が、神崎賢造と黒木賢司。実子ではない子が、神崎隆一。で、物語ラスト近くに、なぜかのような関係になったかが、明かされていくという感じ。

単なる推測

完全に推測であるが、神崎隆一は、神崎賢造の実子ではなく養子ではないか。で、黒木賢司は、神崎賢造の実子。神崎隆一と黒木賢司は、異母兄弟のように描かれているが、血縁的には結局、繋がりはない。22年前の事件で、神崎賢造は、神崎隆一を養子にするとともに、当時13歳の黒木賢司を同居から外した。おそらく、黒木賢司の妻の旧姓が、黒木でそちらを名乗らせた…とかそんな感じではないか。「至誠一貫」は、事件に関わる誰かもしくは何かに対して、神崎賢造が、曲げずに筋を通し続けていることか、もしくは、成人となり、自身で考えることができるようになった神崎隆一が、人間界のしがらみ特に育ての親である神崎賢造との関わりにおいて、自分がすべきことを曲げずに貫くようにという気持ちが込められているのではないか。時代劇にある、敵討ちされ、斬られるために、倒した敵の子を育てるみたいなそんな展開の可能性は高いと思う。現代風アレンジが被せられるだろうが。