仕事をしていていないことの独白から入るこのドラマ。このコロナの時代に放送するのは、タイミングが、ちょっと微妙と言えるのではないだろうか。何もしていないと言い切って、生きること、生活することに何の不安もない人が主人公のドラマ…何か、ちょっと切ないというか、変な感じがする。
設定
全くコロナ禍は無視されている。まあ、それは良いけれど、3人でテーブル囲んで談話しながら食事とか…気になってしまう。
向こうから舞い込むチャンス
白羽の矢が立った理由が、他にいないから。1話を1週間であげてほしい。
圭佑が言うには、これは事故物件…と。そうだね。その通りだ。
しかし、何も努力せず、向こうからチャンスがやってくる。こういう設定も、今の時代を考えると…何かちょっと考えてしまう。
自己主張できない圭佑
内心の声で、ムリムリと言うが、結局リアルな声にならず、相手のペースで進められて、受けることになるとか。そう言う人いそう。
そういう人は、脚本家に向いているのかな、向いていないのかな。脚本家じゃないからわからないけれど。圭佑が自己主張できないことは分かった。
励ます奈美
これがチャンスであると言うことを当然わかっているので、家事である夕食作りを代わってでも応援する奈美。ここまでは順調。でも、その後、ちょっかいかけたくて仕方なくなってしまい、タイピストを買って出る。わかるけど、甘やかしだろうなぁ。
持ち上げることが仕事
テレビ局の面々は、とにかく上の立場の人を持ち上げることが仕事のように描かれている。まあ、ステレオタイプ過ぎて、これはつまらない。
ダーティーハリー的な?
『ウルフ刑事』…何だこの突然始まる劇中劇。これ、"神が降りてきた"というやつの表現なのか。これは、視聴側が慣れないといけないやつだな。
『富豪教師』
はちゃめちゃだな。『ウルフ刑事』もはちゃめちゃだけど…2つ合わせた『富豪刑事』というのは実際に過去のドラマであったな。
なんか可愛い夫婦
圭佑と奈美の夫婦っぷりは可愛い。しかし、これ、繰り返されると飽きて、鼻につくようになる仲間しれない。
ある意味時間に追われる脚本家
毎日が締め切りの圭佑って、時間に追われているという点で、売れっ子脚本家と同じ環境に身を置いていることになるな。形式的には。
家庭教師
なんでこの役があるのか不明。ジャニーズバーター枠にしても、演じる菊池風磨氏が、逆に気の毒なくらい取ってつけた役。今後、重要な役になる気配も感じないのだが…何かとんでもない展開があるのだろうか?