Golden Time

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【舞いあがれ!】第123回 貴司が居ないから刈谷と思う存分学生時代のノリを取り戻せる舞


貴司の話をなぜ超忙しい空飛ぶクルマプロジェクトのエピソードにぶつけてきたの?という感じ。しかも最終週。根なし草の本領発揮し始めた貴司と縁を切って、舞い戻った柏木と再婚とかとんでも展開の可能性さえ自分の中で出てきたわ。

皆働いている中で歩の子育てとばんばを引き取ることは大変とか言ってたところから、めぐみが仕事を辞める方向に向かい、ばんばが意外に戦力となるという逆転的展開で貴司の追い出しに成功したみたいな感じで、自分の中で合理的理解が追いつかない。ピンポイントでハードルをクリアしてる感じ。

結局、舞は、めぐみとばんばに、育児や家事のかなりの部分を任せることで、刈谷との学生時代のノリでの空飛ぶクルマ作りに邁進できると。費用は悠人のコネ、諸々の知識交渉は父の同僚だった荒金にと、重要なポイントはしっかり頼る相手がいるし。もうね、最終週だから、何でもアリ、大盤振る舞い!

歩への舞の関心

舞が歩と遊ぶと言うか触れ合うシーンが少ないと感じてしまう。ドラマだからシーンの重要性で取捨選択あるのは分かるが、デラシネに遊びに来てた小中学生の方が、貴司も舞も気にかけていたように思えるくらい歩が可哀想に思える。

朝陽:できました

刈谷:おお…。こんだけの量、大変やったやろ。ありがとうようできとう

才能を捕まえたな。しかし、いくら才能豊かでも、学部生だよね?何でそんなに操作とか手慣れてるの?どこで経験積んだのよ。

あと、刈谷は作業量を褒めていることが少し気になる。

型式証明

いや、朝陽が知らないわけがない。仮にプロジェクトに入る前は知らなかったとしても、直ぐに知識面は追いついたはずだと思うのだが。

視聴者に説明するために、新入りだからとわざわざ無知な感じのセリフを言わされる朝陽くん。

荒金さん

中途半端にいなくなったと思ったら、ここで生きるのね。

東大阪の町工場で作ってもらった特注品です

細かいパーツも含めたら20社以上の企業と協力して機体を構成しています

言わなきゃ良いのにとは思うけれど、『こんねくと』の仕事としての位置付けだからこれは外せない。

ただこれ、2019年末から2020年2月という超短期間で作ったことになってない?舞、凄い働きぶり…というか、絶対無理なスケジュールだと思うけど。

アビキュラ2号の機体だけで3000万円くらいかかっている

これも言わなきゃ良いのに。

つまり2号機は、20社以上の企業と協力して3000万円くらいかかっていると。そうなると試作機の1号機の出資やパーツ製造は誰がしたのかなってなる。やはり刈谷の話はもっと早いプロジェクト立ち上げの時から絡まないと話がおかしい感じになる。

久留美と悠人

悠人、1人で生きることを強調し過ぎだわ。ただ、父親との関係が影を落とす久留美には逆に適切な言葉かもと思ったら、その直後に、50年くらい2人で生きていきたいと唐突に言う。ひねくれているが、公開プロポーズをした久留美父とは逆の静かなサプライズは好き。

更にプロポーズ直後に『ノーサイド』に直行して父親の許可を得に来る流れ、ドラマとして完璧。

久留美父には許可を得に行き、岩倉家には報告に行く

この区別の付け方、これが悠人らしい…と理解すべきことなのかな?

刈谷と玉本、その他なにわバードマン絡みの方々

誰一人、結婚してる感じというか家庭を持ってる感じがなくて、大学時代の延長というか大学時代に帰ったみたいな感じになっている。この感じが、『ABIKILU』に対する違和感なのかもしれない。

貴司の扱い

メインの物語で邪魔だからって酷くないか?

2020/2/16 僕はもう少しパリにいます

そしてすぐに2020年3月。パリがロックダウン。コロナという言葉を使わずにコロナを表現してきた。これ、30年後に観る人はどう思うだろうかな。

コロナについて全く知らない感じの貴司

これおかしくて、2020年なのだから、スマホで日本語のニュース見ることができるはず。流石に新型コロナの情報全くないところから急にロックダウンにはならないと思うのだが。何でロックダウンなのに、コーヒーとか言ってんのよって思う。

『うめづ』夫妻の気持ち

ドラマではなかなか描きようがないと思うけれど、岩倉家の隣で飲食店を営んでいるわけだから、コロナで帰国が怪しくなっているのに、「僕はもう少しパリにいます」なんて言ってくる貴司のことを考えると、舞、めぐみに申し訳なくてたまらないだろうな。舞とめぐみには、『うめづ』に来てほしくないくらいだろうな。

新型コロナに一番影響を受けるのは『うめづ』

補助金とか色々あるけど、これまで不況にびくともしなかった『うめづ』も事態に翻弄されるね。

今の貴司の状況、北條的にはどうなのだろう

ある意味美味しい展開とも言える。スマホがあれば全世界どこでも短歌と編集は何とかなる。

貴司は一人が好きなのではないかな

歩が生まれ、ばんばが来て…東大阪の自宅に自分の居場所が無くなったとか貴司は感じてないかな。八木に会いたいとか言ってパリに来たのに、肝心の八木はどっかに行っちゃってるし、それを貴司は普通に受け入れているし。

貴司の視聴者勝手評価

どうも、貴司の評価は最終回まで何ともいえないな。家族から見たらダメ人間で終わる可能性も十分ある。

舞と貴司のバッドエンド

マルチエンディングのストーリーだったら、舞と貴司が最終回で離婚して終わるというのも普通にある気がしてきた。

貴司と舞には何か足りない

貴司も舞も知的レベルは高い。それなのにこの夫婦は何かが足りない感じがする。何が足りないのだろう。二人共通して足りないというより、貴司の足りないものと舞の足りないものが相乗効果で大きな何かが欠けてしまっている感じ。今になってみれば、仲睦まじいと思える描写を制作は意図的にしてこなかったように思う。