田邊教授と植物学教室の面々の戸隠草に対するリアクションをあくまで分けて描いている。田邊教授が植物学教室の人たちにどのように接したのかは描かれず。ここが気になるところ。
伊藤孝光…ヤバいことしてくれる
ただし、ヤバいというのは植物学教室及び田邊教授にとってであり、伊藤家にとっては大金星。伊藤家のというか孝光の執念が実る。
田邊教授には運がなかった
運で片付けられる世界にいるのかと、藤丸がおかしなこと言ってる…しかしこれ、おかしなように見えて正論にも見える。この人、精神が弱いと言えるのかどうか分からないな。研究者の世界を知らない人、もしくは競争する世界を知らない人の感覚を代弁しているのかもしれない。そんな中、動揺しながらあれこれ喚く藤丸に言葉をかけ続け、最後は田邊教授と話してくると言って部屋を出る徳永助教授は、教育者として立派だと思う。この人の株、上がりすぎ。ただ、田邊教授と徳永助教授のやりとりは描かれず。何が語られたかというより、田邊教授が徳永助教授にどう接したかがドラマ的に興味があるのだけれど。
田邊教授、帰宅
聡子は、シダに似ているのかもしれない
とか言い出す。それに対し聡子は子供が産めないと言っているのかと思ってしまう。ただ、田邊教授が会いたかったのはそこではなく、得難い人だという例えだったと。
田邊教授は強いようで弱い人、田邊教授は田邊教授でコミュニケーションが下手な人という描き方かな。
倒れる寿恵子
寝てるだけ?
次回は出産回になって、田邊教授周りの騒動は描かないのかな。