Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(90)峰屋の破綻と園子の病


週末金曜日。峰屋の破綻と園子の病の2つに決着を着ける。ただし、綾・竹雄と万太郎は、互いに互いの状況を知らない。綾と竹雄が上京してから伝えることになったが…手紙で伝えることはしないのかな。

出来事の順番とタイミング

万太郎はロシア渡航費のお金の無心の手紙をもう出しているのかな。そもそも万太郎がロシア行きを決めたタイミングと峰屋破綻と園子の死が、それぞれどのようなタイミングで起きたのか分からないので、視聴者は予測できない。

園子の死

いきなりここからスタートか。熱が出てほんの3日というのを表現するには、前回のラストで病を得たことを描き、今回の最初で死を描くのは突然さがでて上手いと言えるか。朝ドラ的には定番とも言えるけど。非常に悪趣味な考えだけれど、これで万太郎のロシア行きの障害となるものが1つ外れたという見方もできるけれど…逆にお腹の中の子のことを考えていかないと決断することもある。

税金のためのお金の工面

返済資金は屋敷を売ると。

綾と竹雄は頭を下げて分家にお金を頼む。

分家はあれだけ酷い目に遭わされていたのに、助けることを真面目に考え、その上で助けられないと言う。これは仕方ない。

本家と分家の最後の対話

何か良い話みたいになっているけれど、これまでの本家と分家の対立の描き方からみると、本家側に都合が良いように見えてしまう。それほど分家の扱いひどかったと思うけど。

腐造は酒屋である限り起こることじゃ…分家として過酷な扱いを受けていたのに、慰めの言葉を掛ける。万太郎のことと言い、祖母タキが本家と分家の対立をあおる構造を作ったことが諸悪の根源と言えるのではないかなぁ。どれだけ浪費したのか分からないけれど、万太郎が幼少期から使ったお金が全て残っていたら、どうなっていたのかって綾や竹雄は思わないかなぁ。ここに万太郎からのロシア渡航費を無心する手紙が届くのかな、まだ出していないかな。それとも綾と竹雄が上京して伝えるのが先かな。

たけのこご飯

寿恵子にとっては全然普通ではないかもしれないけれど、普通の生活に無理やり戻すための儀式として長屋総出の食事会が開催されたということかな。どんちゃん騒ぎはないけれど、世間話したりジュゲムやったりと、長屋の人たちが普通感を出そうとしているのが良い。

居抜き

腐造を出して破綻ということは、資金繰りができなくなったから行き詰まったということで、設備的には来年も酒造りできるということなのかな。そうならば、誰かが峰屋を買い取るもしくは、居抜きで設備もろとも購入して酒造りを続けるという選択肢はないのかな。本家が破綻したら即廃業というの、違和感ある。経営者は変わるが、設備も人もそのままということができないのかな。本家だ分家だと言ってるくらいで家族経営的だから無理なのかな。働く者たちの雇用を維持できると言うことなら、そんなことないと思うけど。ただ、もう酒造りはリスクだけで儲からないと言うことなら廃業やむなしだろうなぁ。