Golden Time

時はお金で買えません

【麒麟がくる】光秀本能寺に行ってないってよ!おいおい撮影終わってるぞ!


なかなかこのタイミングでやってくれるな。明智光秀本人は本能寺には行かなかったというのは、非常に痛快である。これまでのイメージが狂うくらいに。

実は対応している可能性

このタイミングで報道されていることが、逆に宣伝になるとも言える。この場合、『麒麟がくる』の制作側が、ちゃんとこの説を知った上で受け入れている可能性もある。つまり、どっちなのか分からないから、本能寺の変の回は期待が増すということ。どう見ても、宣伝効果がある援護射撃だなこの記事。というより、これを発表した側も、『麒麟がくる』が佳境を迎えたこのタイミングで発表することで、この学説に一般の人の注目が集まるという効果もある。つまり、双方に有益であるということ。

敵は本能寺にあり!

…と、掛け声をかけた後、8キロ離れた場所で吉報を待ったと。まあ、頭の良い光秀なのだから、そういうこともあろうかと。自ら行って万一討たれることがあったら目も当てられないから。大きな戦ではなく、奇襲だから大局的判断も何も不要であるし。いやいや、それより、敵は本能寺にありって言ったの光秀じゃないのではないかとさえ想像できる。この説は、これまでの本能寺の変のイメージを変えてくれる説だ。敵は本能寺にありとも言わず、本能寺から8キロ離れたところで静かに吉報を待つ光秀などというのは、想像するだけで、これまでの本能寺の変のイメージを破壊してくれる。楽しすぎる。

それよりも、ドラマ中では謀反を起こすほどのことは起きてないぞ!

比叡山焼き討ちや、三淵藤英、斎藤利三への対応など、微妙に信長に反発しているけれど、三淵が言ったように自らの主君に仕えることを旨としているはずなのだが…謀反を起こしてしまうのね。光秀も戦国時代の武将ということか。それとも、武家の頭領、天皇といった、形式上上位に位置する階層にも気を配っていたことから、光秀は混乱してしまい、本能寺の変に突入したのかも。

天下餅

これまでの『麒麟がくる』の展開で、秀吉黒幕説を採ると、天下餅のフレーズに説得力が出る。信長がまずついて、それを利用してこねて食べようと秀吉が光秀を利用するが、信長も秀吉も眼中に無く蚊帳の外に見えた家康が、食べてしまうと。信長に対し家康が疑心暗鬼になるところが本当に秀逸。あと、秀吉の光秀を焚き付けたくてしょうがないところとか。

天下餅とは光秀のこと

つまり、『麒麟がくる』の中では、天下餅とは光秀のこと。光秀のことを三日天下と呼ぶが、逆に言えば、光秀は天下人のシンボルであると言える。光秀がいなかったら、信長も秀吉も家康も日本史に燦然と輝く戦国武将とはなり得なかった。この天下取りのシンボルである光秀という餅を信長は見出し、引き立てることで天下を引き寄せた。そして、秀吉は、光秀をこねくり回して本能寺の変を起こさせ、美味しいとこどりしようとした。まあ、成功はしたが、天下は自分の代で終わり。信長は、一応家督は譲ったとはいえ、やりたい放題やって、実質的に自分の代で謀反で討ち死に。秀吉は、人たらしで多くの人を騙し、自分の代で栄華を極めるが、息子の代で悲劇的に終わる。なんかあたふたしてた家康が15代まで続く天下を取る。『麒麟がくる』のこれまでの流れからは、この三代英傑の将来が見て取れる。そして、その中心となる天下餅が光秀であるというのも納得できる。

ということで、『麒麟がくる』は、天下餅のくだりをベースに、秀吉黒幕説を採るとみた。