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【天国と地獄】双子の母生存の可能性


日高と東は双子。その母は、亡くなっている様に描かれているが…生存していたらどうだろうか。

母が連続殺人を行う動機

双子の実の父である元夫が行き詰まった原因となった人たちに復讐するためとすると、一応、説明ができる。しかし、母は死んだことになっていて、実の父は未だ生きているのだけれど…何か矛盾してるんだけど、入れ替わりが許されるドラマだからなんでもあり。実の父と義父が入れ替わってるとかあっても驚いてはいけないのだから、困る。

双子が母を守ろうとする構図

復讐に走る母を守るために日高と東朔也は、力を合わせて奔走していたと言うことはないだろうか。便利屋ならば、いつでも清掃できるし、クリーニング剤販売を行っていればより証拠の残らない効果的効率的清掃が可能になる。それが、実行犯がリストにない人物を殺害したことで破綻したと。

リストにない者の殺害

本来殺害すべき人物の息子を殺害というのは、本来殺害すべき人物への精神的苦痛を加える目的か、単に実行側に余裕がなかったからか。がんに侵されていた場合、逮捕されるリスクより、とにかく復讐を成し遂げることが目標になりうるので、リストにない者の殺害はありうる。

がんの家系

がん治療薬からは、陸の先輩である日高が東朔也であり、連続殺人犯である可能性があるが、癌が起きやすい家系であれば、2人の母も生きていれば犯人の可能性がある。ならば、二卵性とは言え日高も…その可能性が。

母と子2人は会っていた?

朔也は引越しの際、母の電話番号を貰っている。これで朔也と母が連絡を取った可能性は高い。そして、その中に日高も巻き込んだと。少なくとも、母と朔也は会うことができたし、朔也は弟の存在を引越し前から知っていた。日高以上に朔也が母を守ろうとしたことは十分考えられる。

入れ替わりドラマなので逆に緊張感がない

結局、誰が朔也でもありうるので、犯人探しをするモチベーションが維持できなかったりするのではないだろうか。例えば、正解が余程納得できる結末でない限り、単にそのかなうせいもあるけど、自分の考えも全然あり、いや自分の考えの方が良いんじゃない?ということが起きそう。それってつまり、何でもありにすることで、ストーリーな推理や論理的素晴らしさとは別のところで視聴者を翻弄しているということ。

予想がつかないということ

これ、ある意味でレベルが低いストーリーと言える。何でもありって物語では毒薬。予想がつかないというのは、それまでに提示されていた中から展開していくなら良いが、仄めかされてさえいない事実を突然出して、それがいきなり重要な意味を持つというのは、予想がつかないに決まっている。密室殺人で、最後の最後に犯人は実は名前を変えた野比のび太で、どこでもドアで殺人を行なっていたと言われても、それは予想もつかないことだけれど、それでは物語は困るのである。『天国と地獄』が、いくつかある世界線のうちの割と平凡な一つを描くだけにならないことを願うし、どこでもドアを連発されても困る。竜頭蛇尾なドラマは、つい先のクールで見せられたから、続けては要らない。

WEBサイトのイラスト

f:id:cure_researcher:20210301073922j:image

https://www.tbs.co.jp/tengokutojigoku_tbs/news/

これ、太陽とその中の月が、日高と朔也の双子の兄弟で、左上の月が2人の母ということではないだろうか。

奄美の石のお守り

色々転がって行っても自分のところに帰ってくる…これ、日高と東朔也に母が渡しているということはないか?引越し時の母と少年朔也の別れのシーンでは描かれなかったが…、いや、あの時は母は急な話なので、電話番号を渡すので精一杯だったかもしれない。だからといって朔也に渡していないかというと…これは分からない。しかし、あの石は凶器ではなく、母と子の思いだったということは変わらない。石の所有者と中身が同じとは限らないドラマなので、物語の初期に日高が所有していた石が、日高のものなのか東朔也のものなのか全く予想できない。