Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【オー!マイ・ボス!恋は別冊で】第8話 一番気になるのは理緒なんだよな


「ボス恋」もいよいよ佳境に入ってまいりました…というか、この第8話は、『MIYAVI』の危機を印象付ける回であった。恋の方は、今回の話は、いきなり子犬の同居妄想から始まるのだけれど、ラストは同居妄想どころか、プロポーズしてるよ、この子犬は。

最後の悪あがき

『MIYAVI』の発売を最後の足掻きと位置付ける麗子と、発売されたらデートすると約束する奈未と潤之介。そして、編集長が姉麗子の雑誌にカメラマンとしてコラボする弟潤之介とその彼女奈未。これは最後の足掻きは成功するしかない…んだけど、宇賀神副社長がどう頑張ったのか分からないけれど、廃刊が一度決まって、そして存続が決まる。しかしそこに麗子のポジションはない。ところで、宇賀神副社長は、吸収合併されたあと、どうなるのだろうか。それに関する言及はないから、麗子と宇賀神副社長とのエピソードがラストに絡んでくるのかもしれない。全員退社し、宇賀神が別会社立ち上げて新しい雑誌作るのではないかなぁ。

色々あったが、『MIYAVI』は発刊されたのだから、金沢デートの約束は実行されることになるのだろう。

家にいる子犬

当然のように奈未の部屋で寝てるんだよな、潤之介。これなんとかならないのかな。奈未も、こういうことしてくる男に警戒心はないのかな。それ、不思議なんだけど。

200文字でまとめるべきが1000文字超える

まだ5倍もあるのに、そこでやめてしまっているが、そういうものなのか?結局は書けたみたいだけど。

ちゃんと中沢に返事をしようとする奈未

ちゃんと告白されたら返事をする。これをちゃんとやろうとする奈未は偉い。まあ、当たり前のことだけれど。中沢さんの返しも良いなぁ、そして和泉さんも良い。

自転車二人乗りに、誰かと仲間入れ替わってません?のネタ2つ同時ぶっ込み!

自転車出してきた段階で二人乗りは法に触れるんだけどなと思ったら、ちゃんと奈未が潤之介を諫めていた。さらに、奈未は「誰かと仲間入れ替わってません?」なんて言っている。入れ替わりと言えば、同じTBS系、同じ2021年冬ドラマの『天国と地獄』の入れ替わりネタ。これは大味なネタを入れてくるな…と。

理緒…

潤之介の後継問題と、『MIYAVI』廃刊という大変な時に、理緒の話を入れてくるストーリー上の意味はなんだろうか、と思った矢先の『MIYAVI』存続。シリアス展開は理緒が一身に負うのか。これが恋愛面での最終回に向けた爆弾になるのだろうなぁ。しかし、ラブコメのシリアスパートに、病気という人間ではどうしようもないものを安易に使うのは、残念でならない。

潤之介が、どの程度幼馴染の理緒に寄り添う気持ちがあるかが、結末につながる。大抵のラブコメは、幼馴染は敗者フラグだが、ヴァイオリニストが局所性ジストニアという弾けなくなる病気に罹るという不幸フラグも立てているため予断を許さない。潤之介が幼馴染の理緒を連れて金沢に帰り、奈未は東京に残って仕事を続けるという未来も見える。まだ潤之介の母には、付き合っているのが誰か言っていないのだから、全然自然にこのルートも行ける。

とんでもねぇプロポーズ

このタイミングで、結婚して金沢に来いと。とんてもないプロポーズぶっ込んできた。さあ、楽しくなってまいりました。次回は、「私と仕事のどっちが大事?」の逆バージョンのお話ですよ。ただし、これは結構真面目なテーマで、恋人同士が結婚する際の、仕事を辞めるか否か問題、舅姑問題、家に入る形態の結婚問題等を含んだ設定になっている。

潤之介がカメラマンの仕事を捨てて家を継ぐことを決意した理由

あれ?家を継ぐ理由、ドラマの中で描かれていたっけ?この理由が、もし、中沢から奈未を遠ざけることが目的という幼稚な嫉妬が理由だったら…奈未はどうするのだろう。行動の意味を深く考えることをしない行き当たりばったりの潤之介という印象だから、これがあり得そうで怖い。東京で仕事を続けたら、中沢と奈未は、いつもそばにいることになるし、既にフラれているのに、未だ戦う気満々の中沢を見ているだけに気持ちは分からないでもないが。合理的理由あるよね?