Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【青のSP】第8話 小川先生の軽すぎる命


小川先生、学校の事件に首突っ込みすぎと言える。細かい事件の積み重ねで、そのうちの1つによって自転車のブレーキを切られて殺されたということになる。しかし、巨悪はそれとは異なる事件の先にいるという設定。これがクライマックスに向けた盛り上がり、起承転結の転ということだろうけれど…この展開、大雑把だなぁ…小川先生の命、軽すぎる。主人公の恋人が、本筋とは関係ないところで殺されていて、主人公はそれを追っていたら、たまたま巨悪にたどり着いたということになる。これ、嶋田は結局、何やってたの?という話。実は三枝(山田裕貴)が、嶋田を操っていたとかそんな展開くらいしか意外性は残っていない。

生徒のための部活

推薦がかかった大事な試合のための闇部活。こういうの天秤にかけるべきものなのかと言う話はある。悪意があってやったわけではなくて、練習に熱をもってのこと…こういうの言い訳に何が起きるのか、もう学生じゃないので分からないが、善意の悪魔って感じはする。

音尾くん

いつも最後は良い役みたいなポジションなんだよなぁ、この人。

黒石でなくて松田でなくて、木島

ん?小川先生の死は、そんな単純な理由だったのか?これは意外性の真実だわ。あはは、第8話で突然出てきた事件の関係者が殺人犯か…そんなの絶対わからない謎だわ。こんなの全く話にならない。なんじゃこりゃ。藤原竜也氏や、かなりおかしな役をやらされた真木よう子氏、生徒役の皆様が気の毒になる。

校長逮捕の裏

更に事件の裏がと言われても、少なくとも小川先生の死の原因が、確定してしまった以上、裏の話に重みはない。取ってつけたような裏しかあり得なくなった段階で、話として余計なものでしかない。なんだかなぁ。しかしまだ次回は最終回ではない。

教育長尾崎賢治と3年1組尾崎香澄

ラストで尾崎香澄が、涌井美月と何か含みを持って頷きあっていたので、これと尾崎教育長が絡むのだろう。尾崎繋がりで。美月が被害者ではなく、加害者側だったというのが想像できるオチ。香澄は美月とグルで、それを知った尾崎教育長が揉み消そうとしたとかそんな感じで。しかしそうなると尾崎教育長が嶋田をスクールポリスとして送り込んだ意図がわからない。尾崎教育長としては嶋田が小川先生の恋人と知らなかったとしても、捜査一課にいた人間が、着任するのは嫌がるはずだから。尾崎教育長では防げないところでスクールポリスの学校も人も決まったということなのだろうか。