Golden Time

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【大豆田とわ子と三人の元夫】同じことを言う八作ととわ子、違うことを言う慎森


第9話は名言が豊作だったのだけれど、実は八作ととわ子は同じことを言っていたのではと思っている。対象となる相手の方向は異なるけれど、同じ思いで別れたのかなと。

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八作のセリフ

手に入ったものに自分を合わせるより、手に入らないものを眺めているほうが楽しいんじゃない?

は、いつの感情だったのだろう。これ、とわ子と付き合うときや結婚するときではなく、離婚を決めたときのセリフなのではないかな。

あと、このセリフ、八作が話しているのだけど、とわ子にも当てはまる。

しかし、ここで言う手に入ったものとはとわ子のことだと思うが、本人の前でこれを言う八作は何かが強い。

とわ子のセリフ

独りでも幸せになれると思うんだよね。あなたを選んで独りで生きることにした。

このセリフ、とわ子が話しているのだけど、八作にも当てはまる。

というより、八作のセリフを言い換えているだけと言える。結局、選んだ相手は手に入らないが、それでも幸せに生きることができるというのは、眺めている方が楽しいに通じる。

あなたを選んで独りで生きることにしたというのも何がというとわからないが、何か凄いこと言っているんだなということだけ分かる。

慎森のセリフ

恋愛にはときめきのピークがあるからだよ。だから人は結婚して夫婦になる。離婚は面倒くさくて、面倒くさいはすべてに勝つから、夫婦を繋ぎ止められる。恋人だったらとっくに別れる出来事を、夫婦は何度も乗り越える。だから強くなる。ときめきが強さに変わる。

慎森はその後、自分は強くなれなかったと言っている。だから離婚したと。これ、上に挙げた八作やとわ子のセリフとは違う。二人が別れの際の考え方を述べているのに対し、慎森は、別れ話が浮上する前の話をしている。鹿太郎の考えも聞きたいが、あいにくこの回にはいなかった。