水曜深夜1時からのドラマとは、若者枠ではなかったのか?確かに出演俳優のメインは若い世代だが内容は明らかに一定の世代以上。というより、そもそもタイトルに「シルバープラン」なんてついているから。これ、どういうことなのか。誰に観てもらおうとしているのか?欲張って全年齢対象か?
1990年17歳
1973年生まれか。二ノ宮家崩壊はバブル崩壊後間があって小百合が二十歳の時、1993年。なるほど。家を出るのは良いが、良いところのお嬢さんなら、大学生だったはず。家を出たシーンの後はいきなりワイン飲んでいたが、大学は卒業したのだろうか。
現代のシーンとのギャップ
これ、コメディだと思うのだが、現代のシーンの悲惨さをリアル寄りというか本気で暗く描きすぎの印象。その後のコメディ展開とのギャップがありすぎてタイムスリップ後のストーリーが笑えない。ここで本気出さなくても良かったのではないか。
いくら何でも忘れすぎな小百合
クラスメイトの名前や顔を忘れるのは仕方ないとしても担任の顔と名前は覚えとけ。しかし本人の記憶としてはつい先日の出来事である、拾って読んだ本、『シルバーブランのススメ』の著者の名前、原田衛はしっかり覚えてるのか。これ実はおかしくないか?歳をとると昔のことは覚えているが最近のことは忘れやすいはずだから。
未来を知る側と知らない側の噛み合わない話
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のウィルソン市長が昔はカフェで働いていたように、小百合に影響を与えた書籍の著者原田先生も、昔は冴えない教師だったと。スマホを知らないとかタイムスリップものの定番、未来のことは知らないから話が噛み合わないというのを的確に入れている。さすがテレ東。
川崎麻世氏の万能感
硬軟どんな役でもこなせそうな雰囲気をもっている。いや、もはやオーラを帯びている。しかもシルバー世代が若かった頃のアイドル!ただし、このドラマの設定の1990年代というよりもう15年くらい前のアイドル…やはり視聴者のターゲットはシルバー世代なのか?深夜なのに?さすがテレ東。
微エロ
スカート履いているのに足を乱暴に組んだり、スカートの中から足許を撮ったり、シャワーシーンがあるなど、所々微妙なエロシーンを入れてきている。こういうのもバブル的なのか?何というか、視聴者のターゲット層がやはり分からない。さすがテレ東。
第1話雑観
映像と設定はハチャメチャな面があるが、根幹の展開はタイムスリップモノの定番的な進行。
しかしこれは紛れもなくテレ東の深夜ドラマ。他局でこの内容だと次回は観ないかなという感じだが、テレ東だからもう少し観るかという謎の感想。