Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【JKからやり直すシルバープラン】第4話 「顔」


名作とは言えないけれど、このドラマは、制作にとっても視聴者にとってもコストパフォーマンスが高い作品ではないかと思う。ただし、第1話あたりは、キャストはフレッシュな俳優を起用する一方で、その内容は、視聴者が一定の年齢層対象に見えるような展開となっており、メインターゲットが絞れていなかったように思える。それは意図的だったと思うが、もはやそのようなものはなく、普通に青春ものになっている。これにより余計な表現がなくなり展開がシンプルになった。観るのに気合はいらないし、1話完結的であり、コメディとして視聴後の満足感もある。コスパは非常に高い。

人生における「顔の良さ」の重要性

そうなのだよなぁ、人格形成において顔の良し悪しは大きく影響するな。しかし、これはもうどうしようもないこと。お金を出して解決する方法もあるが、基本的には生まれつき。

ハヤナを探す小百合

うーん、ハヤナが危ないところに小百合が行ったら小百合も危なくなるだけ。しかし、その前になぜか別れて行動していたはずの慎二がいるし、何故か後から柏村も来る。なんだこれ?GPS情報でも送ったか?ただ、こけしで殴るのは良くて暴行、悪いと傷害になる。いや、それより合コンだったのに悪い男が一人しかいないの何かの間違いかな?あ、製作費節約のため暴行犯も一人にしたのか。徹底してるなこのドラマ。

将来につながっていないとダメなのか?

将来に対する備えを第一に行動する小百合に対する慎二のこのセリフ、これまでのストーリーの流れをぶち壊し、新たな方向性を出してくる。第4話でこういう話を出してくるの良い感じ。

未来のために今を犠牲にするのではなく、小百合なら「今も未来も100年丸ごと楽しめる」のではないかと言うの、次のステップに進む感じがして後半が楽しみになる。

ドラマとしてのコスパが高い

典型的なのだけれど、なんというかカチッとしたものを感じる。テンポ良く無駄もない。無駄がないからコメディに深みがないが、それでもコメディとして成り立っている。ドラマの完成度は予算や時間を考えるとかなりコスパが高いように思う。